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山 名
海見山(870m)
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広島県北広島町千代田
登山日 2006年1月21日(土) 曇り 丸押から望む海見山
丸押の集落から望む海見山
参加者 単独
コース NTT専用道入口(10時10分)〜DoCoMo中継塔(10:15)〜ヒノキ倒木(10:30)〜治山土留道下(10:40)〜土留道を登る〜(10:40)〜治山土留道上(10:55)〜南東尾根を登る〜海見山(11:35)〜ヒノキ林に入る(11:45)〜鞍部林道分岐(12:00)〜(12:05)NTT無線中継所(12:30)〜NTT専用道を下る〜海見山入口道標(12:35)〜治山土留道上(12:50)〜治山土留道下(13:05)〜ヒノキ倒木(13:15)〜(13:30)スタート地点 所要時間3時間20分
お弁当 NTT無線中継所南面専用道の雪のないところ
駐車場 NTT専用道入口付近に5台くらい(専用道を少し入ったところの路肩にも数台くらい)
トイレ ありません(近くにも公衆トイレは見当たりません)
まとめ 低気圧の接近で中国地方では雪が降るとのことでしたが、当日の朝になって「雪の心配はありません」に変わりました。今回は「可部峠の御神水」の水汲みを兼ねて千代田の山に登ることにしました。今日から大学入試センター試験が始まります。交通機関が正常に運行されるだろうから試験に臨む受験生たちや関係者は一安心といったところだろう。 

 可部の町に入り白木山を見上げると西斜面には未だ相当の雪が残っているのが遠目にも確認できる。そして国道261号線を北上し北広島町千代田に入ると、俄然雪が目立ち始める。こりゃあ今日の山は相当の覚悟が要るなあと思いながら、国道に架かる丸押跨線橋を潜り200mほど下ったところにあるNTT専用道路入口付近の路肩に駐車する。


NTT専用道路 専用道路入口には「NTT海見無線中継所用専用道路。関係者以外の方の通行はできません・・・」の案内板が設置してあるが、山に登るのだから許してもらうとしよう。専用道路入口付近は雪はないが道路が凍結しているので滑る!滑る!でなかなか前に進まない。入口から5分で右手にDoCoMoの中継所を過ごし舗装路を上っていきます。

やがて道路上にも雪が現われ少しだけ硬くなった雪にズボッとはまり続けながら登っていきます。このあたりの積雪は道路上で10〜20センチくらいで、路肩のクマザサの上には20センチくらいの厚さの雪がドンと覆い被さっています。
NTT専用道路入口付近の景色

 少し登っていくと道路上にヒノキの大木が倒れて横たわっている。手前にはリンゴ箱ほどの大きな岩が落ちてきて山を成しているので、土砂崩れを起こしたことによるものだろう。倒木を乗り越えて専用道を進んでもいいんだが、足は左の谷の方に向いてしまった。この先専用道がスイッチバックしているので谷を詰めてのショートカットを目論むためです。だが谷の中は雪の吹き溜まりができていたり、雪の下がポッカリと空洞になっていて踏み抜いたりと難儀をした。下りは専用道を使って回り道をしたので時間を比較してみたが消費時間に差はなかった。谷詰めで苦労して体力を消耗した分だけ損をしたか!


治山土留め工事道取り付き 谷から専用道に飛び出して2分で治山土留工事の施された谷の前を通過する。最寄りのNTTの電柱ポール番号は「明神幹海見支線39」です。左手東側を見ると可部冠山が谷の間に顔を覗かせている。可部の太田川橋から見る可部冠山の山容が頭に焼きついているので、裏側から見る冠山は、これが可部冠なのかと疑ってしまうほど左右になだらかな美しい稜線を描いている。

山側に目をやると、底の浅いV字谷に等間隔でコンクリートの土留め柵が設置されている。そして専用道からは横木の階段が山の方に伸びているのを見つけたので、またまたショートカット狙いで、この階段を登っていくことにしました。
治山土留め道取り付き地点

横木の階段は土留め工事用の道だと理解したいんですが、取り付きには旧電電公社時代の社章が刻まれた石柱が埋設されていたので、もしかしたらNTTが作った道なんだろうか?それにしても何故NTTがこんなことろに道を・・・などと至らぬことを考えながら横木の階段を登っていきます。背後には可部冠山が姿を消し、替わりに堂床山が顔を出してきました。見えている範囲が右に寄ってきたようです。

中間地点まで登ると横木の階段が終わったので、雑木林の中の歩き易いところを選んで登っていくこと、取り付きから15分で谷の上部に出ました。展望はさらに開け大掛山が見えています。位置的には、専用道が大きく左カーブしているところで、最寄りのNTTの電柱ポール番号は「明神幹海見支線65」と「同66」の間です。
谷を詰める
コンクリート土留め柵のある谷を詰める

尾根道を登っていく 専用道を歩いてもいいのだが、ここから山頂部にかけては明るい尾根道が見えている。地図を見ても尾根道がはっきりしていることから、山頂から南東に延びる支尾根に取り付いて、ヒノキの伐採地の一番左手を登っていきました。最初は280度の方向、その後は330度の方向に向きを変え、続いて少し左に振れて300度の方向に進んでいく。

伐採地はとかく見通しがいい。伐採を免れた松の木やナラなどの広葉樹がポツンと立つ、白一色の斜面の向こうには、北に千代田の町が広がっており、東には大掛山〜堂床山の稜線が間近に見え、後方には備前坊や白木山が稜線の間からチョコンと頭を出している。とにかくじっとしていると寒いので写真だけ撮って山頂を目指して登っていく。
尾根道を登っていく

南東尾根から東側の眺め

さらに登っていくと北側の展望が開けてきます。立ち木があるのですっきりとまではいかないが山頂に電波塔の建つ猿喰山が見え、左奥遥かに見える三角錐の山は石見冠山だろう。 山頂部から北方向の展望

海見山山頂 山頂が近くなってくると登山者の足跡があった。ずっと以前の古い足跡のようだが、きっと展望を求めて山頂から足を延ばしてきたに違いない。傾斜が平坦になると西に振れて雑木林の中に入っていくと、木の枝に登山者の手製の登頂プレートが架けられているのが見つかったので、恐らくそのあたりが山頂なんだろう。山頂は積雪が50センチくらいありそうだから、三角点を見つけるのは容易ではないだろう。

ずっと以前は360度の大展望があり海が見えた山頂も、今では周囲は雑木に覆われ展望は全くありませんでした。下山はテープを頼りに尾根道を西の方向に下っていく。山頂から10分ほど下ると雑木林からヒノキの植林地に入っていきますが、丁度境目のところではルート上にある何十本ものアセビの木が積雪で見事にペシャンコになっていて、ルートが判り難かったので積雪時はご用心を!
海見山山頂(三角点は雪の中)

小コブを越えて下っていくと左手に真っ白い1本の太い筋が見えてきた。専用道だ。鞍部まで下ると左50mのところの道路脇に四角の案内プレートが架かっているのが遠目にも判る。ここから少し登っていくと、右手の豊平町烏帽子地区から電力供給用の高圧線が上がってきていて、末端のコンクリート電柱のところから専用道に飛び出しました。

目の前にはでっかい中継所が2基立っているが、大きすぎてカメラに収まらない。安佐北区近辺の山に登ると遠くから眺めて山座同定の目標物にしていた電波塔(手前の大きい方がよく目立ちます)に対面できて少しばかり感激です!でも残念ながら海見中継所からの展望は殆どありませんでした。
NTT海見無線中継所
NTT海見無線中継所

海見山への取り付き ラーメンをすすり冷えた体を内部から暖めたのち下山にかかる。専用道を下っていくこと5分で海見山取り付きのプレートのあるところまで下ってきた。最寄りのNTTの電柱ポール番号は「明神幹海見支線95」と「同96」の中間です。

ここからスタート地点の専用道入口までは専用道を忠実に下っていくことにしました。山頂近くの雪は締まっているので歩き易かったのですが、下るにつれ雪が柔らかくなり時間がかかるようになった。専用道は至る所で路肩が崩落しており、復旧が大変そうだ。正面に可部冠山を見ながら下っていくこと中継所から1時間で国道まで下りてきた。それから伊勢坊谷にある「可部峠の御神水」を汲みに行き、スケジュールは予定終了。
専用道から海見山への取り付き

【終わりに】 海見山は展望がない・長い舗装路歩きというイメージが強いようですが、今回は登りに尾根道を利用することにより、変哲のない舗装路歩きから解放されたうえに、伐採地尾根からの展望が素晴らしく、とても得をしたような気分でした。これも積雪時だから成せることであって、雪のない時期の伐採地はとても歩けたものではないと思います。なお今回はスパッツ着装のみでした。無理のない範囲内で雪山と戯れるのも楽しいものです。でも決して雪山を侮ることなかれ!


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