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山 名
白木山(890m) 押手山(707m)
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広島市安佐北区
登山日 2005年10月1日(土) 曇のち快晴 白木山系(中電研修センターより。03/10/26写す)
南原中電研修センターよりの白木山系
参加者 夫婦 Hさん
コース 登り:正面コース登山口(9時)〜穴地蔵(9:20)〜(9:30)展望所(9:35)〜四合目勢至観音(9:55)〜(10:05)五合目天主の段(10:15)〜ヘリポート(10:25)〜(10:40)八合目水場(10:45)〜(11:10)白木山 所要時間2時間10分
下り:白木山(12:30)〜ケルン(12:40)〜(13:00)743mピーク(13:10)〜三叉路(13:20)〜(13:40)十字路鞍部(13:45)〜(14:00)押手山(14:05)〜690m台ピーク(14:15)〜伐採地に出る(14:20)〜(14:30)作業小屋(14:40)〜車道に出る(15:10)〜(15:20)白木分れバス停 所要時間2時間50分
お弁当 白木山の山頂で食べました。(本日の工程では他に適した場所はありません。)
駐車場 公共交通機関を利用しました。
トイレ JR白木山駅にあります。
まとめ 念願かなっての白木山系の縦走です。事前に押手山には何度も登って桧山への下山ルートを確認したりしたので、ほぼ予定どおり行動できたが、最後の最後でコース取りを誤ってしまった。引き返すことも考えたがバスの時間のこともあるので諦めてそのまま桧山に下山した。当初予定していたコースどおりに走破できなかったのが心残りだ。

 上の娘にアッシー君をお願いして、JR白木山駅付近まで連れていってもらう。自宅から白木山駅までは車で30分程度だから、電車を利用ことを思えばはるかに時間短縮できる。白木山駅から登山口に向かう道路の路肩には早くも10台くらいの車が停まっている。本日も大盛況だ!みちのく岩手ナンバーの車があるぞ。遠くからご苦労様です。


白木山正面登山口 入念にストレッチをして、正面登山口から登り始める。いきなりの横木の階段だが、長くは続かずすぐに終わる。その後は岩のゴロゴロした広い道を登っていく。元々なのか、それとも、多くのハイカーの登山靴に踏まれ続けてきたためなのかは定かではないが、比較的カドのない丸い岩が多いので歩きやすい。

穴地蔵を過ぎ暫く登ると、右手が開けているところがあるので小休止する。三田の安駄山が大きく見え、その左手奥には福富町の鷹ノ巣山が緩らかな稜線を左右にのばし、ゴツゴツした鎌倉寺山系が鷹ノ巣山の前に隠れている。
二合目付近の展望地よりの眺め
大きな案内板のある白木山登山口 二合目付近の展望地より白木町を俯瞰

白木山(五合目より) 五合目の展望地で休憩をとる。小犬を連れた単独行の男性が休憩中だ。小犬は愛想を振りまいていてとても可愛く、こんな犬だったら山に連れて行きたいという気持ちはよく判る。我が家は猫だから外に連れ出す訳にはいかないが・・・。ここに来てようやく白木山頂を拝むことができた。明け方はどんよりと曇った空も、雲が取れ申し分のない天気になってきた。南には呉娑々宇や二ヶ城山が、西には鬼ヶ城山の電波塔が見えている。

天主の段は展望地の東側の小高い丘の上にあるのだろうか?登ってみたが道は蜘蛛の巣だらけで誰も行っていないようだ。とにかくよく判らなかった。五合目からは少しだけ平坦な道が続く。「こんな登山道じゃったらええのにね」と話しながら歩くが、今まで急登ばっかりだったので実感がこもっている。ここまでは松が多かったが植生は雑木林に変わってくる。
五合目から見上げる白木山

ヘリポートの手前で下山してくる男性とすれ違う。聞けば「先月は白木山に35回登った」とのこと。1日に2回登った日もあるということだ。訓練のためにリュックの中には水を入れたペットボトルが何本も入っているそうだ。持ってみると20kgはありそうな気がした!何のための訓練なのかは聞かなかったが・・・国体の選手なんだろうか?

八合目の水場で一息入れる。山頂直前まで急登が続きだんだんとペースが落ちてくる。傾斜が幾分か緩やかになってもなかなか山頂は姿を見せない。タフな山だ。前方に空が広がってくると大展望の白木山に着きました。山頂の案内標識にもたれて休憩中のハイカーがいる。写真を撮りたい旨を伝えてよけてもらったが、山に限らず観光地全般での暗黙のルールのひとつとして、人が写真を撮りそうなところでの休憩はなるべく避けるべきだ。いつぞやは、三角点の上にコッフェルを置いて食事をしていたバカ者を見かけたが・・・あきれて物も言えない。
大展望の白木山山頂
大展望の白木山山頂

 山頂からは北方向を除きほぼ360度のパノラマが広がる。南東方面にかけては高鉢山などの白木町の裏山が広がり、その後方に東広島の山が覘いている。南には広島市内の山が見える。そして西には可部の町とそれを取り巻く山々(下の写真をご覧下さい)が、北東には南原峡と堂床山〜可部冠山〜備前坊山が近くに見える。遠くに目をやると深入山のドームがポコリと出ているのが肉眼ではっきりと認められる。臥龍山〜掛頭山、阿佐山も肉眼で「おそらくあの山だろう」くらいの感じで同定できる。今日は眺望をそれほど期待していなかっただけに、こんなに見えるとはびっくりしました。


可部中心地方面の眺め

 さて、時計は12時近くになったので、山頂の白木神社にお参りしてから下山することにしました。そのとき年配の男性から「どこに下りるんかね?」と話しかけられ、「桧山に下ります」と返答したことから、白木山の登山ルート(白木町秋山から谷を詰めるコース、桧山林道奥からのあじさいコース、牛尾山から上原に下りるコース、新しく開設された椿谷コース)の話に花が咲く。福王寺山の山頂が赤くなっているが、あれは火事によるもので、丁度そのとき山頂から火事の様子を眺め心配していたこと、玄海灘地震のときも山頂にいてNTTの電波塔がものすごく揺れたとか、空気が澄んでいるときは山頂標識の市川桧山の方向に三瓶が見えるとか、いろんな経験談を教えて頂く。その男性は昭和4年生まれで現在76才だそうですが、明後日は山口の東鳳翩山に、その翌日は芸北の一兵山家山〜中野冠山に登るとのことでした。元気で何よりです。そしていつまでも山歩きを続けて欲しいものです。もう一度お会いして、いろいろご教授願いたいと思います。


市川分岐 山頂を後にし北に下る道に入り100mほど進むと、地面から20cmくらいの赤い杭が出ているところがあり、道がニ分岐しています。ここでは左前方に下る道を取ります。なお直進は市川登山口への道で、トラロープのある急斜面を降りていく道です。

テープに従って尾根を下っていくと、山頂から約10分でケルンがあるので、ケルンの向こう側で右折して雑木林の中を急降下していきます。
ケルンを右折する
押手山・市川登山口の分岐 ケルンのところで右斜面へ

雑木林の中の急な下りは5分程度で終わり、下りの途中からは左右の谷が落ち込んだ痩せ尾根を歩くようになります。斜面にはヒノキが植林されており、つい先日間伐作業が行われたのであろう、ヒノキの小枝が登山道にたくさん落ちている。痩せ尾根を登り返すと743mピークに着きました。登山道から右に10mほど外れたところに三角点が見える。

743mピークからはヒノキ林を下り、小コブ(振り返ると白木山頂が見える)を越えて下っていくと、やたらテープの多い三叉路がある。指導標こそありませんが数本のヒノキの幹に赤・黄色・ピンクのテープが巻きつけてあるので直ぐ判ります。左手280度の方向(高谷に下りる道で、林業用に使われているのだと思う)の先にピンクのテープがたくさんついているので騙されてそちらの方に下って行ってはいけません。ここは20度の方向に下っていきます。
テープの多い三叉路
テープの多い三叉路は右手に

テープの多い三叉路からは尾根道を下っていきますが、尾根上に大きな倒木があり、右斜面から回り込むところがあります。ヒノキの植林地の中なので忠実にテープを辿ることが肝要です。前方に押手山を垣間見ながら、どんどん下っていくと高谷分れ十字路鞍部に着きました。ここは少し広くなっており、広島やまびこ会の手製の案内プレートがヒノキの幹に取り付けられています。今では樹木が成長し展望がなくなったが、透かしてみると鷹の巣山が何とか見えます。

左に下る道は、高谷集落の奥の押手山林道に出る、しっかりした道ですが、現在のところ取り付き地点で伐採をしているので登山道が多少わかり難くなっています。右は沢沿いに下る道ですが、谷に下りたところから先がヤブ化しているので無闇に踏み込まない方がいいでしょう。
十字路鞍部
広くなっている高谷分れ十字路鞍部

十字路鞍部を、そのまま北に進んでいくと間もなく押手山南斜面の急登に差し掛かる。容赦のない急登が延々と続きます。後ろを振り返れば木の間越しに白木山の電波塔が見えるのが唯一の慰めだろうか!急登を15分喘ぐと三等三角点のある押手山山頂に着きました。周囲は樹木が高く茂り展望は全くありません。この山がガイドブック「ひろしま百山」に名を連ねているのが・・・判らない。Hさんは「実家から見る押手山はきれいな形をしているのに・・・登ってみると・・・切り払えばいいのに・・・」と嘆いていました。

山頂からは、320度と50度の方向に道が付いている。320度の方向のルートは未だ下りたことはありませんが、野平谷の方への道なんだろうか?今日は桧山集落に下りるので50度の方向に付いている道をとります。
展望のない押手山山頂
展望のない押手山山頂

610m台ピーク 押手山山頂から桧山に向けて下っていきます。倒木の多い道を尾根を外さずに下っていくと690m台ピークに着きます。ここが下りの最初のポイントで、左手60度の方向に見える赤テープの方に進路を変え、雑木林の中を下っていきます。ここで直進してしまうと610mピークの方に下ってしまうのでご用心を!

下り始めると直に皆伐地が見えてきて、伐採地の一番上の方に出てくる。桧山の最奥民家の人の話によると松枯れにより大規模伐採をしたとのことでした。
皆伐地の上部に出てくる
610m台ピークで左に進路を変える 皆伐地の上部に出てくる

伐採地上部からの眺め 伐採により視界を遮るものがなくなったお陰で、伐採地からの眺めは素晴らしい。空気が澄んでいるので鷹ノ巣山〜金明山がきれいに見えている。押手山からの展望がなかったので、その分まで眺めさせてもらうことにする。

木製の梯子を降りる 何故か伐採地はネットで囲ってある。獣類の侵入を防止するためのものだろうか?でも侵入してもネットの中には何もないのだが・・・。伐採地の左端をネットに沿って下っていくと正面に林道と休憩小屋が見えてくる。林道法面に立て掛けられた木製の梯子を使って降りると休憩小屋だ。

この小屋が、ひろしま百山でいう「崩れかかった営林署の小屋」ではなかろうか。もちろん現在では小屋は補修されていますが・・・。
休憩小屋
木製の梯子を降りる 立派な林業従事者の休憩小屋

ネット沿いに下る 休憩小屋の裏手からネット沿いに下っていきます。ネットのそばの道はよく踏まれていてとても歩きやすいので調子に乗って進んでいってしまい、北に延びる尾根に入るのをうっかり見逃してしまいました。後戻りして尾根に入る道を探してウロウロしたが、バスの時間のこともあるので諦めてネット沿いに下ることにしました。ネットの最下部から植林地に入っていくと前方に池が見える。池の反対側から用水路に沿って下っていくと最奥民家の墓所のところに出ました。

結果的には、もう少しバックすればよかったのだが、未知のルートを辿るという好奇心の方が勝ってしまったようだ。押手山の北斜面は一帯が植林地で、下刈りも行われているので歩きやすくドンドン下っていけば車道のどこかに出るんです。でも私有地を歩かせてもらっているということを忘れてはなりません。
ネット沿いに下っていく

 車道を下っていくと10分で白木分れバス停に着きました。バスの時間までに間があるので車道に座り込んで待っていると、上の方から乗用車が下りてきて目の前で停まり「乗りんさい」と言われる。ありがたく乗せていただくことにしました。その方は安佐南区川内にある辰本実業という会社で広島菜を作っているとのことでした。天満屋緑井店の前で降ろしてもらったので、時間的にも金銭的にも助かりました。

 なお、この時間帯の白木分れバス停のバス発車時刻は、15:44(桐陽台)、17:04(大林車庫)です。運行時刻はずっと変更されていませんが、念のため事前に広島交通大林営業所(082−818−0121)に問い合わせした方が良いでしょう。


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