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山 名
雲霞山(405m) 熊ヶ山(454m) 山口県岩国市
登山日 2005年3月5日(土) 晴れ後雪 野外活動センターから見上げる熊ヶ山
野外活動センターから見る熊ヶ山
参加者 夫婦 Hさん
コース 二鹿野外活動センター(10:55)〜林道入口登山口(11:00)〜林道終点(11:15)〜尾根に出る(11:30)〜展望岩(11:35)〜枯松大樹(11:40)〜(11:55)雲霞山(12:05)〜(12:25)展望岩(12:50)〜五差路峠(13:00)〜熊ヶ山(13:10)〜五差路峠(13:20)〜林道終点(13:30)〜二鹿野外活動センター(13:50) 所要時間2時間55分
ガイド ゆうゆう第15号「熊ヶ山」を参考にしました。
お弁当 展望岩で食べました。(他には雲霞山山頂、熊ヶ山山頂が適しています。)
駐車場 二鹿野外活動センター(軽く50台は停められます。林道終点には5台くらいは停められます。)
トイレ 二鹿野外活動センター(近くには簡易トイレがあります。手洗い水出ます。グランドの奥の方にも水洗トイレがありました。)
まとめ ここ3週間続けて週末になると寒波が入ってきている。今日は雪の予報だったので外出を諦めていたが、ジョギング中に空を見上げるとアレアレ雲ひとつない上天気ではないか!いっちょ出かけることにしよう。けども萩の笠山に椿を見に行くのは今週もお流れのようだ。

 山陽自動車道を岩国ICで降りてR187に入る。国道ではあちこち工事をしていて至る所に工事用信号が設置されいるので余計な足止めを食ってしまう。期末月だから役所は予算の消化に余念がないのだろうか?闇雲に予算を消化せずに翌期に繰り越して欲しいものですが・・・。天尾から県道本郷周東線を走り二鹿に入ります。二鹿は初めてなので、念のためJR大河内駅でトイレを済ましておくことにして、駅舎の周りをウロウロしていると近くの民家の奥さんから「トイレはホームの方ですヨ」と声がかかる。ありがとうございました。


県道から舗装林道に入っていく 二鹿隧道を抜けると二鹿の集落に入ります。道路の突き当たりには二鹿地区の案内板が設置されており難なく野外活動センターまで行くことができます。管理棟の前にあるだだっ広い駐車場に駐車し、ここからスタートすることにしました。なぜなら林道終点まで車で登るとあまりにも歩く時間が短くなってしまうからです。

さて県道まで出て南に5分歩くと道路の右側路肩に登山口の案内標識があるので、標識に従って左手の舗装林道に入っていきます。道標の隣には「熊が出没しミツバチの箱をなめていた。」との怖い情報が出ていました。もちろん同行人には黙っておきます。余計な心配はかけたくありませんから。
県道から舗装林道に入っていく

舗装林道の終点 林道に入り小川の左岸を上っていきます。小川の向こうには石積み跡や大きく育ったヒノキの植林帯が見られます。林道終点にも駐車スペースがありますが、離合が心配な人は車を乗り入れない方が賢明でしょう。

ガードレールの右手から登山道に入ると10mも行かないうちに案内標識があります。ここは案内標識に「お勧め」とある直進の谷コースをとり、杉の倒木の多い谷道を詰めること15分で尾根縦走ルートに出ました。
谷コース入口と案内標識
舗装林道の終点 谷コースの入口と案内標識

展望岩から望む雲霞山 尾根の案内標識「←雲霞山・展望岩・枯松大樹 熊ヶ山→」に従って左をとり少し登っていくと見晴らしのよい展望岩に出ました。

行く手スグのところに見える枯松大樹が印象的です。その向こうには縦走路が北東に向かって延び先端に雲霞山のとんがり帽子が天に突き出ています。南には玖珂の蓮華山が見えます。それ以外の山は勉強不足でよくわかりません。
428mピーク
展望岩から望む雲霞山 80度の方向に見える428mピーク

枯松大樹 展望岩の次のピークに「枯松大樹」が立っている。この松をじっと眺めていると大神ヶ岳山頂の懸崖の上に生える老木や、昨年まで頑張って立っていた大江高山西ピークの倒木を思い出してしまう。

雲霞山への最後の登りにかかるとあたり一面には焼け焦げた樹木が目立つようになってきた。雷によるものなのか?それとも失火なんだろうか?原因は判らないが山に入ったら火の元には気をつけて欲しいものです。
蓮華山(雲霞山より)
尾根上にある枯松大樹 雲霞山から望む蓮華山

雲霞山山頂に着くと、先ずは水晶探しをしました。けれどもどこを探しても水晶らしきものは見当たらない。運の悪いことに尾根に出る頃からチラホラしていた雪が、急に吹雪のごとく激しく降りだして水晶探しどころではなくなったので、大急ぎで雨具を装着して雲霞山を後にしました。

【雲霞山の水晶】下山してから、野外活動センター管理員と駐車場で会った地元のおじさんに雲霞山の山頂にあるという水晶について聞いてみたが二人とも「そんな話は聞いたことがない」とのこと。帰宅してからいろいろ調べていくうちに山頂の大岩の表面や窪みに小さな水晶の結晶がありキラキラ輝いているらしい。どうも眺めるだけのようです。勉強不足で情けない。
吹雪の雲霞山山頂
吹雪の雲霞山山頂

熊ヶ山山頂 展望岩まで戻り、雪が降り続く中あわただしい昼食をとりました。昼食後は谷コース合流点まで戻り、そのまま尾根に沿って進むが一部倒木地帯があり、左手のヒノキ林の中に降りてテープを頼りに斜面を登っていくと変形五差路に出る。案内標識に従って熊ヶ山への道をとりロープの張られた急斜面を登っていくと熊ヶ山に着きました。山頂からの展望は残念ながら雪のため全くありません。

帰路は変形五差路まで戻り、左手のヒノキ林に入り植林帯の中を緩やかに下っていくと林道終点に戻ってきました。見上げると青空が広がっているではないか!なんと運が悪いんだろう。春はもう少し先のようで、道ばたにはイヌキン(よく考えれば謎が解けると思います。)が咲いていたくらいでした。時ならぬ春の吹雪の中の山歩きご苦労様でした。
雪の熊ヶ山山頂

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