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山 名
高峠山(237m) 宗箇山(356m) 広島市西区
登山日 2005年2月20日(日) 曇り時々晴れ 自宅から望む宗箇山
自宅マンションより望む宗箇山
参加者 夫婦 Hさん
コース 三滝少年自然の家(9時50分)〜(10:03)東屋のある展望所(10:08)〜(10:13)高峠山(10:21)〜三滝寺コース合流(10:35)〜奥畑コース合流(10:46)〜(10:53)宗箇山(11:10)〜鉄塔(11:20)〜(11:43)北広島変電所
お弁当 下山してから自宅で食べました。
駐車場 自宅から徒歩です。
トイレ 三滝少年自然の家(水洗です。)
まとめ 今日は寒気が入り込んでくるため広島県北部は雪の予報が出ている。遠出をして雪に降られても寒いばっかしなので、ホームグラウンドにしている近場の宗箇山に登ることにしました。

 自宅マンションから太田川河川敷まで出て太田川放水路の右岸を歩き、三滝橋西詰の交差点(むすびのむさし三滝店のところ)から山の方に上っていきます。誓願寺の三叉路を左にとり古い民家の建ち並ぶ道をくねくね曲がりながら進んでいくと、自宅から50分で三滝少年自然の家に着きました。係りの人に断ってトイレを拝借しましたが、その係りの人が山好きの人で、火山の登山口を尋ねられたり、牛田山・三倉岳に登ったこと、北アルプスの山に登るときはウィークリーマンションを借りるのが得策だとか、山登りにまつわる色んな話をしました。


友愛広場の奥が取り付きです さて自然の家の左手奥にある友愛広場(キャンプファイヤー場)の奥にある階段を登っていくと、5分でだだっ広い観察広場に着きます。正面の階段の道が最短コースなのだが、今日はその右手からイノシシ谷へと下り、谷を大きく回り込んで、大きなオオバヤシャブシの木のところで左の道をとると東屋のある展望所に着きました。ほんの少ししか登っていないのですが眼下に広島市の街並みが広がり、手軽な広島市街の展望所といったところでしょうか。

自然の家HP ===> http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/mitaki-c/
観察広場付近
友愛広場の奥から取り付く 観察広場付近

東屋から1分でマイクロ波の反射板の左手を通過する。左手には樹間越しに宗箇山の稜線が見えてきます。反射板からは少し下っていくと、正面に電波塔の林立する大茶臼山が見えてきました。そして反射板から1分で鉄製のゲートを通過しました。

このゲートは三滝少年自然の家が休館日(月曜日、祝日の翌日)のときは閉められているので注意が必要です。ところで毎日、担当の者が開け閉めするのは大変だと思うのですが・・・?ずっと開けておいてはいけないんだろうか?ここから登りにかかりますが、あっというまに高峠山に着きました。
宗箇山が見えてくる
宗箇山の稜線が見えてくる

展望のない高峠山山頂 三等三角点のある高峠山山頂は雑木に覆われて全く展望はありません。でも山頂から己斐大迫団地の方に50mほど下ったところに展望のよい岩場があります。ここからは北東〜南西にかけて180度のパノラマが展開され、白木山〜呉娑々宇〜鉾取山系〜絵下山〜江田島〜能美島〜宮島と素晴らしい景色が広がっています。

遠くには今月の初めに玉すだれの滝を見に登った野呂山も見え、山口県の周防大島から銭壺山などの瀬戸内海東海岸沿いの山並みもかろうじて肉眼で捉えることができました。
展望岩場からの眺め
展望のない高峠山山頂 展望岩場からの眺め

尾根から望む大茶臼山 さて高峠山まで戻り、北に延びる尾根道を進んでいく。左手には大茶臼山や極楽寺山が見えるが、極楽寺山付近は白くなっているので、きっと雪が降っているんだろう。おお寒っ。

2つ目の鉄塔から50mで左手から己斐大迫団地からのコースが合流し、続いて右手から三滝寺からのコースが合流してくる。宗箇山まで900mのこの辺りから登りが始まり登りきった付近で、左手から奥畑コースが合流してくる。ここからは平坦な道を400m快適に歩いていくと見晴らしのよい宗箇山に着きました。
大茶臼山山頂の電波塔をズームアップ
己斐上中学校と大茶臼山 大茶臼山頂の電波塔をズーム

四代目の宗箇松 宗箇山山頂からは鉾取山系〜宮島にかけての南方面の眺望が良い。それ以外は樹木に遮られて少し見難くなっている。おやおや自宅マンションも見えるぞ。当たり前だ!自宅から宗箇山が見えるのだから。西方面には樹間越しに丸山の反射板がひときわ目立って見えている。

【宗箇山】広島浅野藩の家老で「宗箇」と号した上田重安という人が、山頂に大きな赤松を植えたとことから、宗箇山、宗箇松と呼ばれるようになった。(案内板より抜粋)
自宅マンション(宗箇山山頂より)
四代目の宗箇松 宗箇山から自宅マンションをズーム

宗箇山山頂からは眼下に広島の街が広がっている。先ほどよりは少し霞んできたようだ。そのうち樹木が伸びてくるんだろうなあ。

窓ヶ山(北尾根より) 下山は中電の送電線巡視路を利用します。山頂から北に延びる尾根に乗り緩やかに下っていきます。左手には畑峠の向こうに特徴のある窓ヶ山が見えます。

さらに下っていくと春日野団地が見えてきました。見るたびに家の数が増えているような気がします。でも未だ奥の方ではブルドーザーが整地をおこなっているので、春日野団地から権現峠・三田峠経由で火山に登ることのできる日が来るのはずっと先のことだろう。
春日野団地
畑峠の向こうに窓ヶ山が見える 春日野団地を見下ろす

東斜面を下る 尾根道を下ること10分で二つ並んで建つ鉄塔が見えてくる。尾根上の巡視路はまだ先に続いているが、二つ目の鉄塔の向こう側から東に下っている道に入る。道自体は明瞭だが所々に先の台風で倒された倒木が道を塞いでおり台風の後遺症が里山にも未だ残っている。

送電線路に沿って下っていくと北広島変電所が見えてくる。変電所フェンスの南側に設けられた用水路沿いの竹ヤブの道を抜け、犬の吼える民家の軒先を下っていくと下山口です。ここから自宅まで舗装路を35分歩く。
下山口(北広島変電所)
尾根から東斜面に入っていく 下山口のある北広島変電所

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