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山 名
葉田竜王山(445m) 筆影山(311m)
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広島県三原市
登山日 2004年11月28日(日) 晴れ時々曇り 筆影山(地福寺参道入口付近より)
地福寺参道口より筆影山を望む
参加者 夫婦 Hさん
コース JR須波駅(9時30分)〜地福寺(9:35)〜砂防堰堤(9:40)〜(10:00)林道横断(10:05)〜竜王山駐車場(10:40)〜竜王山散策〜竜王山駐車場(11:20)〜山道に入る(11:40)〜四差路(11:50)〜筆影山駐車場(12:00)〜(12:10)筆影山山頂展望台(13:10)〜四差路(13:25)〜竜王山車道分岐(13:55)〜(14:20)JR須波駅裏 所要時間全工程4時間50分 
お弁当 筆影山山頂広場の芝生(天気が良ければ最適です。他にもたくさんあります。)
駐車場 国道185号線稲荷神社前の路肩(須波駅から和田口の方に500mの所。海の中に朱塗りの鳥居が立っています。路肩に10台くらい停められます。)
トイレ JR須波駅(手洗い水出ます。) 葉田竜王山駐車場と山頂(何れも手洗い水出ます。)
四差路(現在トイレの工事中です。) 筆影山山頂(水洗です。水の流れがやや悪い。)
まとめ 10月10日の中国新聞の「秋のクルマでおでかけ&紅葉ガイド」のコーナーに葉田竜王山の紹介があった。展望台から眺める多島美は瀬戸内海随一で晴れた日には四国山地が一望できると・・・。結果としては葉田竜王山よりは筆影山山頂部のイロハモミジの方が見ごたえがありました。

 山陽道を広島ICから志和ICまでの区間だけ利用して、志和からは国道2号線を三原まで走ります。知らない間に田万里の峠は片側2車線の快適な道になっており、通過した後に「あれっ?峠は?いつ通った?」と思い、初めて新しい道が出来たことに気が付きました。お陰で予定していたよりも随分早く三原に着きました。


地福寺の左手が取り付き JR須波駅周辺で駐車可能な場所を探してウロウロしましたが、諦めて前述の「正一位四社稲荷神社」の下の路肩に駐車しました。ここは釣りをする人が利用しているようです。さてJR須波駅南側のガードを潜って地福寺への道を上っていきます。赤色の消化ホース格納箱のところから参道に入り、地福寺の左手の舗装路を山の方に進んでいきます。

地福寺はHさんの母方の菩提寺とのこと、隣接する墓所にお参りをする時間をHさんに差し上げることにする。地福寺から5分で砂防堰堤を左に見て、山道に入っていきます。ここから本格的な登山道となり、小石が多く歩きにくい葉田竜王山の東斜面をジグザグに登っていきます。
地福寺の左手から上っていく

車道に飛び出す 登山道にはドングリを抱いたクヌギの実がたくさん落ちていて、竜王山はクヌギの山といった感があります。やがて車道に飛び出します。車道を30mほど上っていき再びと登山道へと入っていきます。小さな案内図が岩の間に埋めてありました。

登山道にはジュースの缶やらビンやら何かの包み紙やら、いろんな物が落ちている。と言うより捨てられているのだろう。展望の素晴らしい地元の人に愛されている山なのにゴミだらけとは悲しい限りです。
再び登山道に入る
登山道から車道に飛び出す 再び登山道に入る

瀬戸内海の島々 高度が上がってくると生口島などの瀬戸の島々が見えてきます。朝日を受けてきらめく海は波ひとつなくとても穏やかで、行き交う船が見えなければ時間が停まっているような錯覚を覚えます。

石のベンチのある竹林を抜けると、線路の枕木で作った階段が現れる。有効な廃物利用のお陰で、枕木も本来の役目を終えて第二の人生を歩んでいるようだ。竜王山の南斜面は暖かく、春の花が季節を勘違いして咲いている。南斜面を巻いて緩やかに登っていくとトイレと案内板のある葉田竜王山駐車場に飛び出しました。
竜王山駐車場に飛び出す
瀬戸に浮かぶ島と穏やかな海 竜王山駐車場に飛び出す

駐車場広場からは山頂に向けて緩やかに上っていきます。左側は階段の道で右側は保守管理用舗装路でどちらから行っても山頂に着きます。山頂部の三角点の南側には瀬戸の島々が一望できる展望台があり、親子連れや団体客で賑わっていました。さすがに四国の山並みは見えませんでしたが、展望台から見える島と海の織り成す景色は飽きることなく眺めていることができます。

山頂付近は日当たりが良く、ウシハコベオドリコソウカタバミカワラナデシコキツネノマゴクマツヅラ、シハイスミレ(だと思う)、シマカンギク、ホトケノザ、季節外れのヤブジラミなどの花が咲き乱れています。余程暖かいのであろう秋の花も頑張ってくれていますが、季節を勘違いした春の花も咲いており、一体今は何月なんだろうと思ってしまいます。
竜王山山頂にて
展望の良い竜王山山頂

竜王山山頂からのパノラマ
葉田竜王山山頂展望台から波静かな瀬戸内海と瀬戸に浮かぶ島々の大パノラマが広がります

巡視路に入る さて次は筆影山を目指して、駐車場のところまで下り、葉田竜王山山頂道路を下っていきます。登山道脇にはサザンカやツバキが咲いており目を楽しませてくれる。聞くところによると、この辺りに点在する民家の子供は昔は山を下って須波の学校まで通っていたそうです。

おや白梅が咲いている!このところ暖かいですからネ。突き当たりのT字路を右にとり5分くらい歩くと、左に大きくカーブする地点にカーブミラーがあり、その右手から巡視路が伸びている。ここから前方に筆影山を見ながら下っていきます。
筆影山が近づいてくる
カーブミラーの所から巡視路に入る 筆影山が近づいてくる

四差路手前の飛び出し地点 巡視路だからコンクリート電柱を辿って下っていけばよい。巡視路に入って5分で一度舗装路を横断してさらに下っていくと、5分で四差路の手前20mのところに飛び出しました。1/25,000地図で見る限りでは竜王山から筆影山に至る道は大きくうねっていたが、巡視路を利用してショートカットできたのはラッキーだった。

四差路鞍部に真新しいトイレがありますが、現在工事中のため使用できるようになるには、もう少しかかりそうです。ここから右上に登っていく筆影山の山頂道路に入っていきます。
四差路鞍部の休憩所
四差路手前の飛び出し地点 四差路鞍部の休憩所

筆影山山頂にて 筆影山駐車場から左をとると遊歩道を少しだけ大回りして山頂へ、右をとると管理用車道でスグに山頂に立つことができます。山頂部はカエデ類の紅葉もきれいだが、それ以上にイロハモミジの赤が山に映えている。当日も終わりかけの紅葉を求めて大勢の人が繰り出していました。

広島市の可部から来たという「第一東亜山歩き会」の皆さん方も総勢30名くらいで賑やかでした。団地の有志で構成しているメンバーで、1月に2回くらいの頻度で山登りを続け、当日でその回数は5年間で105回を数えるとか。延々と続く秘訣は暇な人が多い(冗談でしょうけど)からだとか。長い間ご苦労様です。
筆影山山頂(後ろは葉田竜王山)

山頂からは、北に三原市街、東に瀬戸の島々、西に葉田竜王山が見え眺望は抜群です。紅葉と瀬戸の島々を見ながら久し振りにのんびりとくつろぎました。

下山は四差路まで戻り、舗装路を須波に下っていきます。道は筆影山の南斜面を巻くように走っており、大きくUターンするところが4ヵ所もあり、歩く割には高度が下がっていかない。ショートカット道でも付いていれば坂道を転げ落ちるように下っていけるのだが・・・。国道わきの民家の庭にはコバノセンナの黄色の花が咲いており、須波は暖かいところなんだと実感しました。
三原市街
三原市街を見下ろす

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