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山 名 |
天狗城山(293m) 小松尾山(398m) | 広島県呉市 |
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登山日 | 2004年11月21日(日) 快晴 |
JR小屋浦駅より望む縦走路
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参加者 | ファミールハイキング同好会 | |
コース | JR呉ホートピア駅(9時45分)〜天応西条登山口(9:55)〜天狗城山(11:10)〜中天狗(11:40)〜(12:10)小松尾山(13:00)〜ポストのある小屋浦登山口(13:45)〜(14:05)JR小屋浦駅 所要時間全工程4時間20分 | |
お弁当 | 小松尾山の山頂。時間さえ合えば天狗城山の蛙岩か中天狗側の岩場が適しています。 | |
駐車場 | JRを利用しました。 | |
トイレ | JR呉ポートピア駅。JR小屋浦駅。 | |
まとめ | 今日は思いがけず好天に恵まれました。11月の下旬にしては快晴無風でポカポカ陽気、おまけに四国の山が見えるほど空気が澄んでおり思う存分大パノラマを楽しむことができました。 |
JR呉ポートピア駅で降りて国道31号線を天応方面に400mくらい歩き、最初の踏み切りを渡ります。セーラー万年筆の工場の左手の道を進み、最初の分岐を右にとりクレアライン(広島−呉有料道路)の高架の下を潜ると天応西条登山口があります。登山口には新しく「天狗城山登山案内板」が設置されていました。天応地区社会福祉協議会の皆さん、ありがとうございました。
登山案内板の左にある鉄製の階段が取り付きです。鉄製階段を上り、突き当たりの民家の左手にある狭いコンクリート階段を上がっていきます。階段の段数は全部で300段くらいだろうか?ウォーミングアップにしては少々きついかな。階段わきには鉤状の種子の付いた厄介なコセンダングサがはびこっている。よく見ると可愛い姿をしているんですけどね。 階段を上りきったところから後ろを振り返ってみると天応の町並みの向こうに波静かな湾と海に浮かぶカキ筏が見える。度重なる台風の襲来でカキ筏は相当の被害を受けたと思うのだが・・・健在のようだ。 |
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登山口にある鉄製の階段 | 天応の町並みと波静かな湾 |
山頂までには多くの奇岩が現れる。天狗の顔に似ているという天狗岩。他は記録を取っていないので今となっては思い出せないのだが・・・。女性には岩登りはチトきついようだ。足の長い短いは別にして、やはり腕力がないので体をヨイショと持ち上げることができないらしい。 蛙岩からは野呂山の一部〜灰ヶ峰〜倉橋島〜能美島〜宮島〜遥か羅漢山〜大峯山の大パノラマが広がる。他の方向は天狗城自身が邪魔をして見ることはできません。 |
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天狗の顔に見える?天狗岩 | 蛙岩の上で全員集合 |
蛙岩からのパノラマ。野呂山〜灰ヶ峰〜瀬戸の海〜大竹市から広島市街までが見えます。 |
今回の参加者は世話人のHさん、山の大先輩SNさん、管理組合のSIさん、仲のいいM夫妻、いつも若々しいH嬢、自分の7名+祇園山の会の代表者2名(例会登山に備えての下見だそうです。)の合計9名と賑やかな山行となりました。山頂には天狗のうちわと天狗の面のユニークな2つの山頂標識が設置されており、天狗の山に登ったのだと実感してしまいます。 山頂からほんの少しだけ中天狗の方に行ったところに展望のよい岩場があり、広島市街とその後方に控える山が一望できます。こちらは西側を除くほぼ270度の大パノラマが展開され、蛙岩に負けてられるか・・・ではないでしょうか。 |
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天狗城山山頂にて |
天狗城山東側岩場からのパノラマ。広島市街〜天狗岩〜絵下山〜野呂山〜呉市の山までが見えます。 |
さて天狗城山からはアキノキリンソウが咲く道を一旦コルまで降りる。秋も深まり花もめっきり少なくなったというのに、この花だけは何時までも頑張って咲いてくれています。コルから中天狗の急斜面を見上げると登りたくなくなってくる。ロープ場が1ヵ所だけありますが、ロープに頼るほどのことではありません。 やっと辿りついた展望のない中天狗を通過し、コル付近まで下った付近で、夫婦連れとすれ違いました。聞けば昭和の森キャンプ場から登り天狗城山まで往復するとのことでした。相当の健脚のようです。ご苦労様です。コルから少し登り返し深山の滝分岐を右に分け緩やかに登っていくと左手の展望が開け広島市街が眼下に広がります。ここからほんの数分で小松尾山に着きました。 |
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コルから中天狗を見上げる |
小松尾山からの展望も素晴らしい。360度とまではいかないものの、広島市街(自宅マンションは黄金山の陰に隠れて見えない。)が特にきれいに見える。灰ヶ峰の右手遥か後方には愛媛県北条市付近の山がかすんで見える。また大黒神島の左奥に山口県の周防大島の嵩山も見える。それほど今日の空気は澄んでいて視界は超良好だ! これらの眺望を楽しみながら美味しいビールにありつきます。東には絵下山が大きく、3基目の電波塔の工事をしているのが見える。地上波デジタル放送用の中継局でも造るんだろうか?そう言えば飛行機で1年くらい前に高知に行ったときに、絵下山の山頂付近で道路工事をしているので、何ができるんだろうかと不思議に思ったものだ。 |
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電波塔?の工事が進む絵下山 |
小松尾山山頂から山に囲まれた焼山団地と呉市の山並みを望む。やはり呉を代表する灰ヶ峰は大きく聳えている。 |
小松尾山からは中国自然歩道を使って小屋浦に下山します。山頂から東に下っていく道を辿り中国自然歩道に下りていきます。突き当たりを左にとり(右に行くとすぐに中国自然歩道の案内板があり、深山の滝や絵下山方面への道が延びています。)少しだけ荒れた道を、左手に弥山、正面に天狗岩、右手に市光山を見ながら下っていきます。 コンクリートの石段を下りると、右手から天地峠からの下山ルートが合流してきます。堰堤を右に見て下っていくとポスト(登山マップが入っています。)のある登山口です。天地川に沿って下っていき小学校のところから駅への道をとります。JR小屋浦駅に着くと間もなく可部行きの電車がホームに滑り込んできました。有難いことに乗り換えなしで帰れます。 |
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下山路から安芸の宮島を望む |
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