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山 名 |
広見山(1187m) 半四郎山(1126m) 向半四郎山(1118m) | 島根県匹見町 |
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登山日 | 2004年11月20日(土) 曇り一時小雨 |
半四郎山(向半四郎の南斜面より)
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参加者 | 夫婦 Hさん | |
コース | 半四郎山登山口(8時40分)〜小赤谷橋(8:55)〜三本栃分岐(9:35)〜(9:40)広見林道から町有林作業道へ(9:50)〜雨具装着10分ロス〜町有林作業道から杉植林帯へ(10:20)〜(11:00)広見山(11:10)〜鞍部(11:35)〜(11:45)半四郎山(12:20)〜鞍部(12:30)〜向半四郎山(12:40)〜ガス晴れ待機20分ロス〜植林帯に入る(13:15)〜(13:55)半四郎山登山口 所要時間5時間35分 | |
お弁当 | 半四郎山で食べました(他の広見山も向半四郎山も展望がいいので昼食には適しています) | |
駐車場 | 国道488号線のスグそばに5台くらい。半四郎登山口の手前の路肩に5台くらい。 | |
トイレ | ありません。 | |
まとめ | 今日の広島県南部の降水確率は0%で絶対に雨は降らないという予報がでている。弱い冬型による寒気の影響で西中国山地では多少時雨れるとのことであるが大丈夫だろうと思って、展望の山に出かけることにしました。秋になって雨にたたられてばかりいるので今回こそは・・・といきたいところでしたが、またも返り討ちを喰らってしまいました。 |
秋の日はつるべ落とし、それに、午後からは雲ってくるとの予報が出ていたので早めの行動を志しました。吉和から国道488号線に入り匹見町を目指します。県境を越えて島根県に入ると道幅が狭くなり離合もままならぬようになってくるので対向車が来ないことを祈りつつカーブの多い道を下り、県境から約7kmで匹見林道の入口に着きました。
国道わきの裸地に駐車して登山靴に履き替えて出発します。300mで白い橋を渡るとスグ先に半四郎山の登山口があります。当初は匹見林道を帰路に使おうと思っていましたが、雲が厚く垂れ込めていて天気が思わしくないので先に林道を使うことにしました。縦走する頃には天気が良くなるであろうと期待して・・・。 ですから予定を変更して、半四郎山登山口を左に見送り、匹見林道を進んでいきます。 |
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国道わきの駐車場所 | 半四郎山登山口と案内標識 |
登山口から5分で右に作業小屋を見送り、13分でおしどり橋を渡り、続いて16分で小赤谷橋を渡り、この後は匹見川沿いの林道を上っていきます。川には長さ10cmくらいの小さな魚が泳いでいました。ゴギだろうか? 登山口から55分で右手に「広見の三本栃」の分岐を分け、さらに奥へと歩いていきます。この時期は花が殆ど見られず、終わりかけのアキノウナギツカミやシラネセンキュウが頑張って咲いてくれているのみでした。 |
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匹見川に沿って遡る | 広見三本栃への道(指導標なし) |
三本栃分岐からすぐに「水源林をつくる公団造林」の黄色の看板を右手に過ごすと、町有林作業道への取り付きがあります。(2008/11/03追記 看板は無くなっている。2009/6/14追記 登山口のスグ先に車止めの鎖が架かっています。) 広見林道の右手の木の幹に「広見山登山口」の案内プレートが架けられているので、見落とさないようにして下さい。三本栃分岐から5分、黄色の看板から2分くらいのところです。 ここで二軒小屋から登ってきたという単独の男性と会いました。二軒小屋を7時に出発して、これから広見山、半四郎山と縦走して3時までには二軒小屋に戻るとのこと。雨に濡れないようにビニールで保護した地図を見せてもらったが結構ハードな工程で大変そうでした。ご苦労様です。 |
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広見林道から分かれる地点 |
さて広見林道から別れ、左手の小さな沢を渡って町有林作業道へと入っていきます。林道から4分で沢を渡りササを切り開いた快適な道を上っていきます。林道から7分でもう一度沢を渡り右岸を上っていきます。この頃から小雨が降り出し雨具を着ける。 そして平坦な町有林作業道と別れ、沢を渡って杉の植林帯へと入っていきます。植林帯の中はどこの山でも同じことですがテープが頼りになります。小さな木に巻きつけられたテープに従って慎重に15分ほど登っていくと、どっこい急登が待ち構えていました。滑り喘ぐこと20分で山頂部が見えてきました。 |
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町有林作業道から杉の植林帯へ | ガスが深くなってきた山頂部 |
濃いガスの漂うブナ林の中を西に進んでいくと広見山に着きました。山頂からは360度の真っ白い展望が広がりまっています。目をこらしてじっと見ても見えるのは白いガスのみでした。とても残念です。 幸いにも方位標識が設置(とは言わない。単に置かれている。)されているので、方位標識が指す方向を向いて、本来なら見えるべき山の姿を心の目で捉えることにします。 |
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広見山山頂にて | たぶん合っている方位標識 |
さて次なる目的地の半四郎山に向けて、山頂から南に伸びる道を下っていきます。ササが刈り取られて切り開かれた道は快適で、ササ原の中からニョキッと天に向かって伸びるブナの姿がとても印象的でした。 ガスが少しだけ晴れてきた瞬間を狙って広見山の下りで半四郎山を写す。このまま視界が良くなっていくのではとの願いは届かず、半四郎山は再び濃いガスに包まれて見えなくなってしまった。小さな流れを渡り徐々に下っていくと30分でコルまで降りてくる。後ろを振り返ってみるが広見山はシルエット状態だ。結局今日は最後まで広見山の全容を見ることはできなかった。 |
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半四郎山(広見山からの下り) |
コルから急斜面を登り返すこと20分で、360度の真っ白い大展望の半四郎山に着きました。いつもならば、どの場所でお昼にしようかと思案するのですが、今日はどちらを向いても同じ景色なので考えることはないようだ。 お昼を食べ終わった頃、大きな鈴の音とともに5人連れのグループが向半四郎の方から登ってこられた。挨拶を交わした後に出てきた言葉が「天気予報から好展望を期待したのに、これじゃあいけませんネ」でした。本日の被害者が自分たちの他にもいた訳だ。そのグループは毎週の如く山に登っているとのこと、またいつかどこかの山で会うことでしょう。 |
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半四郎山山頂にて |
さてお昼を済ませ、西にかすんで見える向半四郎に向かう。コル手前まで降りてくると、これから登っていく向半四郎の北西斜面にジグザグの道が付いているのが判る。最初にササ原をジグザグに刈り取った跡が今まで残りつづけているんだろうと無理やり納得してしまう。 向半四郎を素通りして少し下っていくと西側に山の形が見え出した。その場所に待機して待つこと5分で東に半四郎山、そして目の前に大きな五里山塊も下の写真のように大きく見え出した。でも恐羅漢や十方山は標高が高いためかガスに覆われたままだ。晴れていれば五里山の真後ろに見える筈の吉和冠山も全く見えない。暫く待ったが状況がこれ以上改善されないので諦めて下山することにしました。 |
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向半四郎山のジグザグ道 |
松の多いササ床の尾根道を下っていくこと、向半四郎から15分(ガス晴れ待機時間を除きます)でヒノキの植林帯に入っていく。そして10分くらい下っていくとスギ林に変わってくる。やがて沢を右岸に渡り下っていくこと3分で植林帯から抜けました。約30分くらい植林帯の中を歩きました。やがて右手に石組みの田圃跡を見て下っていくと午前中に通過した「半四郎山登山口」に降り立ちました。皆さん周回ご苦労様でした。
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