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山 名
福田頭(1253m) 広島県比和町
登山日 2004年7月4日(日) 晴後曇り カサベルデから望む福田頭
カサベルデから望む福田頭
参加者 夫婦 Hさん
コース 登り:福田上集会所(8時35分)〜林道に出る(8:55)〜(9:15)林道終点登山口(9:20)〜一の滝(9:45)〜二の滝(10:05)〜(10:10)三の滝(10:15)〜(11:00)おおはの峠(11:05)〜(11:35)福田頭 所要時間3時間
下り:福田頭(12:15)〜兎舞台頭(12:30)〜(13:30)大規模林道下山口 所要時間1時間15分
お弁当 福田頭山頂(他に適したところはありません。)
駐車場 福田上集会所前の道路を隔てた駐車地(詰めて10台くらいです。)
カサベルデ(総合運動公園につき相当数停められます。)
トイレ カサベルデ(宿泊研修棟と公園管理事務所にあります。いずれも水洗です。)
まとめ この季節になると涼を求めてしまうので、滝のある山に登りたくなります。今回は登りにも下りにも滝のある福田頭にしました。台風7号が接近しつつあり中国地方は夕方くらいから雨の予報が出ているので、さっさと登ることにしました。

 国道182号線を走り、カサベルデの案内に従って比和町の木屋原の交差点を右折する。暫く走ると前方に大きな山塊の福田頭が見えてきた。山頂近くは雲を被っている。大丈夫だろうか?そんなに早い時間ではないが福田の集会所には車が一台も停まっていまい。どうやら一番乗りのようだ。


最終民家の所にある案内標識 福田上集会所から東にのびる町道井西谷線に入り、小川沿いの道を約1km歩きます。最終民家のシモツケの咲くカーブミラーのところにある「福田頭登山コース」の立て札に従って、橋をわたり田畑の間の作業用の道を進んでいきます。

道ばたにはイヌトウバナ、ウツボグサ、ホタルブクロが咲いていて目を楽しませてくれる。田畑を抜けたところが四差路になっており、ここを直進し舗装されている坂道を上っていくと50mくらいで福田下から延びている林道に突き当たります。
四差路は坂道を上がる
最終民家のところにある案内標識 四差路は右前方の坂道を上る

ちょうど林道に出たところに立て掛けてある「←福田頭」の案内標識に従って左折する。100mも行かないうちに舗装が切れて杉林の中に入っていきます。

林道脇には、終わりかけのアカショウマ、今が盛んなウツボグサ、威勢のいいオカトラノオ、紫が目立つゲンノショウコドクダミ、開花直前のヒヨドリバナ、でっかいホタルブクロミヤコグサ、もうじき見頃のヤマジノホトトギスなどの花が咲き乱れており、なかなか足が前に進まない。それでも集会所から40分で予定どおり林道終点登山口に着き一息入れる。
林道に出る
林道に出るので左折する

標識が新設された二の滝 登山口からハエドクソウヤブレガサヤマアジサイ、リュウノヒゲの咲く快適な道を15分ほど登っていくと、左手に小さな滝があります。足下に白い花がたくさん落ちているので、見上げてみると大きなナツツバキの木が2本あり数個の名残花が咲いていました。もう少し早い時期だったら・・・残念です。

ここから10分で一の滝の案内があり、登山道から分かれて少し寄り道をしてみる。さすがに滝の近くは涼しく感じ、暑いさなかに登った甲斐があったものです。とは言っても今日は蒸し暑く、すでに汗びっしょりです。一の滝からは少し傾斜がきつくなってくる。右に谷を見ながら杉林の中を上っていき二の滝を右に見送ると、すぐに前方に三の滝が見えてくる。
涼を誘う二の滝

水呑場への案内標識 三の滝の手前に架けてある丸太橋を渡り、右手から桧林の中を登っていき滝の上部に出て、ここから沢を左右に渡りながら谷を詰めていく。ところで天気が心配だったが時おり薄日が差し込んでくるので数時間はもちそうな気がする。道沿いには、アカショウマアクシバ、ダイコンソウ、終わりかけのツルアジサイ、トチバニンジン、まだまだ元気なミズタビラコミヤマタニソバヤマゼリ、実になってしまったルイヨウボタンなどが咲いており疲れを和らげてくれる。左手に水呑場を見送ると前方が明るくなってきて、やっと大波(おおはの)峠に着きました。やれやれです。 おおはの峠
水呑場への案内標識 おおはの峠にて一休み

峠からは、コナスビツルアリドオシが点々と咲く、黒土の滑りやすい急坂を10分喘ぐと1161mピークに立つ。心持ち下って登り返すと福田頭の肩だ。ここからは気持ちよいササ原の道が続きます。

最近登山道の草刈りが行われたのであろう、刈り取られて間もない青いササが登山道を埋めている。お陰で我々ハイカーはヤブ漕ぎを強いられることなく快適な山歩きを楽しむことができるのだ。整備された地元の人に感謝!3時間もの長丁場で疲労が相当たまったころ、ササユリの登場です。いや〜ぁいつ見ても清楚で美しいですネ!

花のお嬢さん(福田頭山頂にて) ササユリに気をとられているうちに山頂に着きました。台風が接近しているので頂上は10mを超える風が吹いている。おまけに見通しが悪いので、はっきりと確認できるのは猿政山、吾妻山、竜王山くらいで、大万木山や道後・猫山は完全にシルエット状態です。

目の前に咲くコナスビを肴にお昼をとっている最中に、重そうなリュックを背負ったグループが登ってこられ、自分たちが独占していた山頂は急に賑やかになった。
竜王山(山頂より)
福田頭山頂の花のお嬢さん 山頂から竜王山を望む

山頂より猿政山を望む

兎舞台頭からの眺め 下山は大規模林道下山口を目指して、北にのびる尾根道を下っていきます。山頂から15分のところにある兎舞台頭展望所からは眼下に福田の集落やカサベルデが箱庭のように見え、自分たちがとても高いところにいるということを実感します。さらに尾根道を10分ほど北上し、大岩のあるところで尾根から外れ下りにかかります。ブナ林が広がる中をマイナスイオンをたっぷり吸いながら降りていくと、やがて右手に桧の植林帯が広がってくる。どの木も根っこのところが曲がっており長年の風雪に耐えた姿が偲ばれます。

やがて左手に昇龍の滝を見送り、少し沢の中を歩くような感じで下っていくと大規模林道下山口に出る。ここから登山口の福田上集会所までの3.8kmを歩くのは辛いので、ガイドブックの指摘に従って折りたたみ自転車を利用しました。天気がいつ崩れるか心配していましたが、何とか持ちこたえてくれました。

兎舞台頭展望所からの眺め

【宿泊研修施設カサベルデ】
下山後にカサベルデに立ち寄ってみました。木本館長からの「ぜひゆっくりしていって下さい」の言葉に甘えて館内に上がりこんで長居をしてしまいました。館長から福田頭で見られる珍しいランの花を紹介していただき、また来て見たい思いに捉われました。ランの時期は過ぎたばかりなので1年待たなければならないのだが・・・。他には標識を整備しているのだが標識を山の上まで担いで登るのはしんどいこと、最近山頂のササを刈ったこと、水呑場の水は湧き水だからおいしいこと、水呑場を作っているときにツキノワグマが現れて威嚇されたじろいだこと、山にはヒキガエルの主がいること(そういえば一の滝で見ました)など福田頭にまつわるいろんな話を聞くことができました。ありがとうございました。


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