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山 名 |
安駄山(735m) | 広島県安佐北区 |
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登山日 | 2004年5月15日(土) 曇り後小雨 |
![]() 中三田から望む安駄山
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参加者 | 単独 | |
コース | 登り:林道登山口(10時05分)〜林道終点(10:25)〜(11:15)尾根鞍部(11:20)〜(11:45)安駄山 所要時間1時間40分 下り:安駄山(11:50)〜(12:10)尾根鞍部(12:35)〜林道終点(13:20)〜(13:45)林道登山口 |
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お弁当 | 尾根四差路から前安駄の方に少し登ったところ(少しだけ眺望がありました) | |
駐車場 | 林道登山口付近の路肩に5台くらい(カーブになっているので場所には配慮が必要) | |
トイレ | ありません。 | |
まとめ | 県道37号線を走っていると、中三田の東側にきれいな形をした安駄山が見えます。広島県地方は夕方から雨が降り始める予報が出ている。遠出をして雨に降られでもしたら情けないので近場の山で、以前から登りたいと思っていた安駄山にしました。眺望がないことは予め判っていたことなんだが…。でも誰にも会わず静かな山行きが楽しめました。 |
県道37号線を向原方面に向けて走りJR中三田の先で三篠川を渡ったところから鳥井原の集落に入る。鳥井原集会所の手前から山の方に伸びている一直線の細い道(注意!離合不可能ですヨ)に入り500mくらい走り、広い舗装路に飛び出したところが安駄山登山口(手製の案内標識あり)です。新車の人や運転に自信が無い人は、三日市から入って少し戻った方が良いと思います。その際は登山口が判りにくいので標識を見落とさないようにして下さい。
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舗装路に飛び出した所から山の方(南の方向)に未舗装の植林用林道が付いています。道ばたにタツナミソウ、トウバナ、ニワセキショウ、フタリシズカ、ムラサキサギゴケ、ヤブジラミなど、そして目の高さには開花準備中のオオバアサガラ、コガクウツギ、ヤブデマリの花を見ながら、榎木川沿いに登っていきます。 林道が大きく右にカーブした30mほど先が林道の終点のようであり、登山道への取り付けとなっています。案内標識の片隅には「健脚向き。1時間半」とマジックで付け足してある。気合いを入れて登りなさいということだろう。 |
林道終点の登山口 |
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林道終点から4分で木橋を渡り、その後は沢の左岸を登っていきます。おととい降った大雨のせいで沢はゴォーゴォーと大きな音を立てて流れている。 沢沿いの道にはサワハコベ、タニギキョウ、チャルメルソウ、ミズタビラコなどの湿り気を好む花が一面に咲いている。樹林の中は薄暗いので写真が思うように撮れないのが残念だ。 |
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二本ある木橋を渡ります | 沢の左岸を登っていく |
林道終点から15分で右手に山火事注意の看板を見ると間もなく沢を渡って右岸に出る。かなり登ってきたので沢の幅は狭いのだが水量が多く渡るのも苦労する。 この辺りから谷を詰めるような感じで登っていきます。足下には苔むした岩がゴロゴロしておりとても歩きにくい。また水が流れている所が何ヶ所もあるので滑らないように気をつけて登っていく。テープを確認したり、足場をチェックしたりと花の写真を撮るどころではなくなってきた。やがて谷から離れ杉林の中の斜面をジグザグに登っていきます。そして急斜面を20分喘ぐと尾根にでました。 |
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王子製紙の山火事注意の立看板 |
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出たところは四差路鞍部になっており、南は志和口に下る道、東西に稜線が走り、東に緩やかに登る道は前安駄山方面へ、西への登りはこれから向う安駄山方面である。ガイドブック「あさきた里山いちばん」には、志和の田園風景が眼下に広がるとの記述があるのだが、今では樹間越しにお情け程度に見えるくらいだ。 さて尾根に出たらのんびりと尾根歩きができるかなと思っていたのだが、とんでもありませんでした。20mも行かないうちに、さらにきつい登りが待ち構えていました。そして、またまた急な登りを15分喘ぐ羽目になりました。 |
四差路尾根(手前が安駄山) |
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登りが緩やかになり小さなピークを越えて心持ち下って登ると安駄山に着きました。全く展望はなく、三角点と2〜3枚の登頂記念プレートがあるだけの淋しい山頂です。 帰路は往路を引き返しました。尾根鞍部まで戻って、少しだけ前安駄山の方に登ってみると東方面が開けていて志和の虚空蔵山が望める場所がありました。展望の全くない山だけに何故かホッとしながら虚空蔵山を肴にお昼にしました。前安駄山まで行ってみたいという気持ちはありましたが登山道があまり踏まれていないのと、天気が心配だったので断念しました。 |
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展望のない安駄山山頂 | 尾根より望む虚空蔵山 |
09/03/07追記 安佐北区役所まちづくり推進課が発行した 「あさきた里山いちばん」 という名の山岳ガイドブックがあります。それによると、安駄山の東側にある608mピークを前安駄山と呼んでいるので、本山行記もそれに倣っています。しかし、前安駄山とは安駄山の北側に位置する675mピーク(冒頭の写真の左側の山)を指すのが一般的な見方のようです。
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