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山 名 |
天上山(973m) | 広島県湯来町 |
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登山日 | 2004年4月3日(土) 小雨のち曇り |
尾根ピークより望む
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参加者 | 夫婦 | |
コース | 登り:お宮(10時45分)〜丸木橋(11:15)〜滝(11:30)〜尾根ピーク(12:00)〜(12:10)林道出合い(12:15)〜(12:45)天上山山頂 所要時間2時間 下り:天上山山頂(13:20)〜林道出合い(13:45)〜尾根ピーク(14:00)〜滝(14:20)〜丸木橋(14:30)〜(15:00)お宮 所要時間1時間40分 |
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お弁当 | 天上山山頂で食べました。 | |
駐車場 | お宮の前の広場(詰めれば10台くらい停められます。) | |
トイレ | ありません。 | |
まとめ | 天気予報では午後0〜6時までの降水確率は0%と発表されていたので天候は良いはずだと信じて懐の深い天上山に出かけました。煤井谷で春の花を探そうと思っていたので、この時期に天上山に登った次第ですが目ぼしい花は見当たらず小雨は降るわ、視界は悪いわで収穫のなかった1日となりました。 |
沼田町吉山を抜けて湯来町に入り、突き当たりの信号を右折する。湯の山温泉の前を通り過ぎると「天上山林道」と「龍頭峡16km」の案内標識があるので、国道から別れ天上山林道線に入り3km走ると右手に古びたお宮が佇んでいます。お宮の左手の登山案内標識のところから鬱蒼とした煤井谷に入っていく。
右手に沢を見ながら杉の植林帯の中を歩くこと約10分で、右岸から→左岸に渡り→右岸に渡り返します。何故なら大きな岩が通せんぼをしているからです。この後は沢に降りなければならない箇所がありますが、テープが導いてくれるので迷うようなことはありません。ただし水量が多いと沢を渡るのに苦労すると思いますので梅雨の時期や大雨の後はこのコースを選択するのは止めた方が良いかと思います。 沢には滝と呼ぶには大げさかもしれないような数mの落差のあるところが随所にあり水深の深い淵を形成している。水はどこまでも透明で澄んでおり季節が合えば飛び込みたい衝動に駆られてしまう。 |
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お宮の左手が登山口 | 水のすごくきれいな淵 |
沢に沿って歩くこと30分で丸木橋が架けてある場所に出る。ここで右岸から左岸に渡るのだが、橋の3m下には沢がゴォーゴォーと大きな音を立てて流れているので、落ちないように慎重に歩を進める。橋自体も架けられて相当の年数が経過しているのであろうか、少しばかり朽ちているので用心するに越したことはない。 丸木橋を渡って1分で沢が二手に分かれるが、ここは二股の間の道に入っていく。約10分で左前方に落差30mはあろうかと思われる滝が左前方に見えてくる。 |
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朽ちた木橋を渡る | 沢が合流する地点 |
滝のところで沢から離れていきジグザグに付けられた道を登っていきます。谷にはタムシバがあちらこちらに白い花を付けている。この時期は山桜のピンクは勿論のことタムシバの白も映えますヨネ。やがて背丈の低いヒノキの植林帯を通り抜けると尾根に出ます。左手遠くに天上山の山容を見ながら尾根に沿って登っていき最後の横木の階段をクリアーすると尾根ピークに立ちます。 登りきったところがT字分岐になっているので左に折れ(右の810mピークの方に踏み跡の薄い道が伸びているが、どこに行く道かは判りません)小さなコブを3つ越えると立派な林道に出ます。 |
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春の山は白色に染まる | ヒノキ林の中のジグザグ道 |
なぜこんなとこにまで道を作るのだろうか?険しい山すそを縫うように伸びる林道を作るにはそれなりの苦労があったことでしょうが、それ以上に一旦作った林道を維持管理するのが大変だと思います。実は今日も土砂崩れで上の方は通行止めになっていました。県民の血税をいくら注ぐこむことだろうか! 林道を左に50m下っていくと道路の反対側に立派な案内標識が立っています。横木の階段を登っていくとすぐに自然道になります。 |
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登山道から林道に飛び出す | 再び階段の登山道へ入る |
この日は天上山頂上に立つまでは太陽が顔を見せず、おまけに風が強かったものだから、吹き曝しの岩尾根を通過するあたりは相当堪えました。でも振り返ると東郷山〜阿弥陀山〜大峯山が遠く霞んで見え寒さを忘れさせてくれます。岩尾根を通過して樹林に入ると山頂はすぐです。 やっと辿り着いた山頂だが、今日は霞んでおり十方山や恐羅漢山は全く見えない。自分たちの後から単独で登ってきた同年輩の男性も開口一番「今日はダメですね!」と嘆いていました。 |
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東郷山はシルエット状態 | 天上山山頂にて |
単独の男性は、今回は国体コースからヤブこぎで登ってきたとか。煤井谷からピストンする自分たちを気遣ってか「往復とも同じルートでは面白くないですよ!国体コースを下りませんか?車を置いているので…」と熱心なお誘いを受けたのですが、足手まといになってもいけないし、それに下山後は山越えで龍頭峡に行って天上の明水を汲んで帰らなければいけない(数人から請け負っていた。)ので丁重に断って先に下山することにしました。
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