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山 名
押手山(707m)
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広島市安佐北区
登山日 2004年2月21日(土) 晴れ 押手山(野平谷の集落より)
野平谷の集落から望む押手山
参加者 単独
コース 登り:高谷集落(8時50分)〜車輌進入防止鉄柵(9:05)〜登山道取り付き(9:15)〜(9:45)十字路鞍部(9:55)〜(10:05)押手山 所要時間1時間15分
下り:押手山(10:10)〜610mピーク手前のコル(10:40)〜桧山集落の白木分れバス停(11:10)
お弁当 下山してから桧山の照日神社で食べました。
駐車場 高谷集落の「高谷○山の○社」の小屋のあるところ。最奥の民家のさらに奥です。
トイレ ありません。
まとめ いつの日になるかわかりませんが、白木山から押手山まで縦走し桧山に下山してみたいと思っています。今日は下見のつもりで押手山周辺のルートを調べました。単独だとかなり無理ができるので気が楽です。

 国道54号線のガラスの里を過ぎたところの信号を右に入って緩やかに登っていくと高谷集落が見えてくる。最終民家を過ぎたところの左手に「高谷○山の○社」なる小屋が建っており、小屋の手前の広くなっている場所に駐車する。なぜか道路脇には廃車が1台放置されている。


スタート地点の小屋 駐車場所からは未舗装の高谷林道が奥へと伸びている。10分で朽ちたトイレのある場所を通過する。林道の左手にはヒノキの植林帯が広がっているので、昔植林が盛んだったころ林業作業員のために設けられたものであろうが、用足しが今では全く用を足さないものになってしまっている。思えば高谷林道も林業用に作られたものなんだろう。すぐに黄色の車輌進入防止鉄柵があるのだが、何のためなんだろうか? 車両進入防止柵
何文字?自分には読めない 車両進入防止の黄色の鉄柵

林道からの取り付き 左手に押手山の稜線を見ながら登っていくと道が左に大きくUターンするところがある。カーブ地点には小さな沢が流れており、その上にちゃちな鉄の橋が架けられているので見落とすことはありません。林道に別れを告げ右手の「白木山・押手山」のプレートのある椿の木のところから岩のコゴロゴロした登山道に入っていきます。

《ふるさとの山歩きにある「134押手山」の記述について思うこと》
  高谷川に沿って登っていくと広場に出る・・・どこに広場があるのかわかりませんでした。

薄暗い杉林の中を登る 2分で沢を渡り左岸に出て、杉の植林帯の中を最初は右に谷を見ながら登っていきます。10分くらいで谷から離れ今度は左斜面を登るようになります。

登山道は概して岩が多く歩き難いうえに、植林帯特有の面的な広がりの中をルートを踏み外さないように進んでいかなければならないので神経を使う。おまけに杉の葉がいっぱい落ちているものだからテープがとても頼りになります。

十字路鞍部

傾斜が急になるにつれジグザグに登っていくようになり暫くして前方が明るくなってくると縦走路上の十字路鞍部に出ます。十字路鞍部は少し広くなっており一息入れるには好都合の場所です。

広島やまびこ会の手製の案内プレートに従って左にとり押手山の南斜面に取り付きます。背後にヒノキの枝越しに白木山を垣間見ながら、ほぼ直登といっていいくらいの斜面を10分喘ぐと押手山山頂に着きました。山頂には三等三角点があるのみで展望は全くきかず淋しい限りです。

展望のない押手山山頂
十字路鞍部(向こうが押手山) 展望のない押手山山頂

山頂からは50度と320度の2方向に下る道が付いています。320度の方向の道は野平谷に下りる道だと思います。今日は桧山に下りたかったので50度の方向に伸びている道を選択しました。

足下に開花準備中のミヤマシキミを、北北西の方向に備前坊山を見ながら、押手山の北東にある小ピークを越えて下っていくと植林帯に向けて斜面を下りていく道がありましたが、尾根に沿って下りた方が無難だと思い右の道を取って、右手遥かに白木山から東に伸びる稜線を見ながら下っていきました。
押手山東尾根より白木山を遠望

飛び出した地点 でも桧山集落に下りるルートで白木が見えるのは何故か納得できない。コンパスの向きは東を差している。どうやら「610mピークに向う尾根に乗ってしまったな」と判ったが引き返すのも面倒臭いのでそのまま610mピーク手前の鞍部まで下り、そこから進路を北にとり杉の植林帯を一直線に近い形で下っていくと前方に池が見えてくる。池の畔を半周し麓側に周り細い道を300mほど下っていくと桧山集落の最終民家の奥の墓所のところに飛び出した。ここから白木分れバス停まではほんの5分の距離である。

思惑とは違ったところに出たので桧山からの登山口を確認することにしました。白木分れバス停から野平谷の方に50m下ったところの左手に石柱が建てられており、そこから1/25000図が示すとおり、民家の右手をぐるっと廻りこむように林道が付いているので突っ込んでみると少し先で道が二分している。右の道は田んぼのところで行き止まりだったので戻って左の道に入り林道終点の赤テープの所から杉の植林帯へと入っていくのだが最後にはルートが判らなくなってしまい、あえなく撤退する破目になってしまった。取り付き探しは次回のお楽しみということにしておこう!

後は野平谷から高谷に抜けるだけだ。野平谷2kmの道程を下っていったのはいいが肝心の高谷に抜ける道が判らない。草田のバス停のあたりをウロウロしていると、運良く老犬を連れて散歩中のカトウさんというお婆さんに出合ったのでヘルプを入れる。お婆さんから教えてもらった「ひやま支43号」の電柱のところから畦道を通って山に分け入る。ところがひどいヤブで通れたものではない。またまた撤退するとことなった!抜け道を探すのは諦めて、運良く通りかかった(事前に調べておいたので運良くとは言えませんが…)広島交通のミニバスを無理矢理止めて大林車庫まで楽ちんをしました。でも車を高谷に停めているので大林車庫から2kmの道程を戻る?羽目になりました。


《野平谷から高谷に抜ける道を探す。04/09/25》
 今日は高谷方面から詰めてみた。1/25,000図では高谷の最終民家のところから北東に押手山林道が延びている。この道を歩く。200mで左に中電管理道の分岐があるが、ここは直進する。すぐに小川を左岸に渡り、沢沿いに登っていく。右手の石組みは使われなくなった田畑。やがて桧の植林帯となり、踏み跡も薄くなり進むのを断念。
 今度は先ほどの分岐まで戻り、左手に付いている中電の管理道に入る。どうやら本命の道らしいが、10分進んだところで倒木地帯の出現。先の台風18号(04/09/07)でなぎ倒されたものだ。最終的にはまたまた進むのを断念!ルート探しは次回に持ち越しとします。
台風18号で倒された桧の大木

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