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山 名
七国見山(457m) 広島県蒲刈町
登山日 2004年2月1日(日) 晴れ 登山道七合目付近より山頂部を望む
登山道七合目付近より望む
参加者 夫婦 Hさん
コース 登り:物見橋公園(9時50分)〜(10:20)ウォーキングセンター(10:35)〜西泊公園(10:45)〜西楽寺(11:05)〜ピーク(11:30)〜(11:50)七国見山 所要時間2時間
下り:七国見山(11時55分)〜(12:10)五合目展望所(12:45)〜トンネル側登山口(12:55)〜十字路峠(13:10)〜(13:40)物見橋公園
お弁当 山頂から西側に下る途中の五合目展望所
駐車場 物見橋公園(10〜20台は停められると思います。)
トイレ ウォーキングセンター(水洗です)、十字路峠(簡易水洗です)
まとめ 冷たい北風が吹く季節は温暖な瀬戸内海へと気持ちが向いてしまうのは自分だけではないと思います。今日は山の大先輩のSさんが「良かったヨ」と言っている七国見山をターゲットにしました。周防・安芸・備後・備中・豊後・伊予・讃岐の7つの国が見えるという山ですが・・・。

 休山トンネルを抜け仁方付近まで来ると右手に今回渡り初めとなる安芸灘大橋が見えてきて心が躍ります。川尻町に入り瀬戸の穏やかな海を見ながら他の車の迷惑になりそうなくらいの安全速度でゆっくりと安芸灘大橋を渡ると下蒲刈島です。島の中の細い道を走っていると道ばたにミカンの直売所があちらこちらにあり、安芸灘諸島がミカンの島だということをつくづく感じてしまいます。続いて第2番目の蒲刈大橋を渡り七国見山のある上蒲刈島へと入っていきます。

 国道31号線がスムースに流れ、思いの他早い時間に着いたので、お昼までの工程を長くすべく出発地点をウォーキングセンターから物見橋公園に変更しました。ウォーキングセンターの手前300mのところで左に大きくUターンするように切り返し七国見山の山腹を縫って走る遊歩道に入ると、1500mで展望所のある物見橋公園に着きます。


みかん畑 さっそく登山靴に履き替えて物見橋公園から遊歩道を下っていきます。道ばたには名前のわからない梅や、オオイヌノフグリ、開店準備中のホトケノザ、季節外れのヤクシソウが咲いていました。トベラも大きな口をあけて赤い実を付けていましたよ。トイレ休憩と情報収集のため立ち寄ったウォーキングセンターでは管理職員の方が熱心に山や花の説明をして下さり、ついつい長居をしてしまいました。

ウォーキングセンターの右手から延びているコンクリート舗装の小道に入っていき、横木の階段を200段ばかり登ると西泊公園に着きます。
ウォーキングセンター
道路沿いはずっとみかん畑 ウォーキングセンターの横から登る

西泊公園から山に入る石段
西泊公園からは「石光山西楽寺」の案内板の右手の石段を上がっていきます。くれぐれも前方に見える「西泊ロマンの道」に入らない様にして下さい。

急な石段ですが途中に2ヶ所展望岩があり、県民の浜の後方に瀬戸の海が広がる景色を心ゆくまで堪能することができます。
県民の浜
西泊公園からの石段の登山道 夏は賑わいを見せる「県民の浜」

西楽寺 石段を15分ほど喘ぎ五合目のプレートを過ぎると、弘法大師により開かれたという西楽寺に着きます。ここで小休止を入れました。

お寺のスグ先にベンチのある展望所が設けられており、前方にスタート地点の物見橋公園が小さく見えます。そして真正面にはこれから登る七国見山の姿を仰ぎ見ることが出来ます。
物見岩(西楽寺より)
西楽寺にて小休止 西楽寺から物見岩を望む

山頂の展望台にて 西楽寺からは、またまた横木の階段が始まります。六合目を過ぎると竹林に入り少し傾斜が緩くなって安心するのも束の間のことでピークまでの長い階段が待ち受けています。ピークで一息入れて左に大きくカーブすると10分でベンチのある「柱の滝」への分岐だ。ここから最後の登りを頑張ると展望台のある七国見山山頂に着きます。

山頂からは南側の展望が開けており目の前に瀬戸の海が広がっていますが、この日の視界はイマイチで四国の影すら見ることはできませんでした。展望台の全体が身勝手な夫婦連れに占領されていたので、山頂でのお昼を諦めて初神方面に向けて下っていき、五合目の展望所でお昼をすませました。
山頂の展望台にて

舗装路に出て左に折れてどんどん下っていくと十字路峠に着きます。ここから物見橋公園までの2km余りの道を花を探しながらテクテクと歩いて帰りましたが、見つかったのはミモザの蕾と不法投棄された大量の大型ゴミで、蒲刈島はゴミの島という悪いイメージが残ってしまいました。

ウォーキングセンターの管理職員の方の話では、物見橋の上部全体の岩を物見岩と呼んでいるとのことでした。物見橋公園内には桜の木が植樹されており桜の季節にはたいへんな賑わいを見せるそうです。花好き(それとも酒好き?)の人には待ちきれませんよネ!
全体が物見岩だそうです
物見岩(物見橋公園にて)

物見岩のいわれ・・・物見岩は鎌倉時代から、四国の河野水軍が見張所とした所と伝えられています。物見橋から上を見ると船の船首のように突き出た岩がそれである。愛媛県の泊(とまり)という地区に対して、このあたりを西側に面していることから西泊(にしどまり)と呼んでいる。

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