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山 名 |
文珠山(663m) 嘉納山(685m) | 山口県大島町 |
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登山日 | 2004年1月11日(日) 晴れ |
対岸の大畠町から望む文珠山
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参加者 | 夫婦 真澄 | |
コース | 登り:文珠堂(9時40分)〜(10:05)文珠山(10:15)〜(11:00)嘉納山 所要時間1時間20分 下り:嘉納山(11時5分)〜(11:45)文珠山(12:10)〜(12:35)文珠堂 |
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お弁当 | 文珠山の展望台(360度の眺望が得られます。) | |
駐車場 | 文珠堂の上の駐車場(10台くらい停められます。下の駐車場もあります。) | |
トイレ | 文珠堂の上の駐車場(水道の蛇口が壊れていました。近くに手水?あります。) 文珠山山頂(簡易トイレが設置されています。山頂には水道もあるんですヨ。) |
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まとめ | 帰省中の下の娘を誘って山に登ることにしました。寒気が戻ってきそうなので瀬戸内海側で暖かそうな山を選んだのですが、考えが甘かったようです。温暖なミカンの島をもってしても1月中旬はやはり寒かった! |
大島大橋を渡りきったところの信号を左折して国道437号線を三蒲地区まで2.5km走り、文珠山の案内に従って右折して文珠山公園線(県道106号線)に入ります。高度を稼ぎながら道なりに4kmくらい走ると文珠堂に着きます。
文珠堂の右側にある急な石段を登っていくとすぐに舗装路にでくわします。文珠堂の右手から伸びている舗装路と合流するのです。合流してからすぐに舗装が切れ道は幅の広い登山道に変わります。 コンクリート製の横木の階段の続く登山道は、山に慣れていない人でも安全に登れるようにと手すりが取り付けてあります。でも結構石ころが多く歩きにくい道なので足下はちゃんとしていないと危ないと思います。 日の差し込まない文珠山の西斜面をジグザグに登っていき、杉や桧の植林帯を抜けると前方が明るくなってきて展望台のある文珠山山頂に着きます。 |
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登山口に建つ文珠堂 |
文珠山山頂には木造2階建ての展望台があります。その2階には東西南北4辺に地名や山名入りの案内パネルが取り付けられており、地理や山に詳しくない人でもパネルの案内図と目の前に広がる景色を重ね合わせていけば容易に地理が判りますヨ。 キャンプができるようにと、簡易トイレや水道(水はどこから引いているんだろう?)が備え付けられているのは登山者にとっても有難いものです。 |
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文珠山山頂(左後方は琴石山) | 文珠山山頂にある展望台 |
山頂からは360度の展望が得られ、遠くに厳島、能美島、倉橋島などの瀬戸の島々がくっきりと美しく見える。四国は松山市〜佐田岬半島が見えましたが、大分県国東半島は祝島の後方に何となく影がある程度くらいしか判りませんでした。 文珠山からは南東に向う道をとり嘉納山までの縦走に入る。すぐに身の丈よりも高いササの壁が現われるが、それも暫くの間でやがて杉と桧の植林帯となりうっそうとした道が続く。左の谷は結構深く「これでは下刈りも大変だろうなあ」と考えているうちに文珠山から1200m地点にあるベンチに辿り着く。 |
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上関半島の付け根に皇座山 | 背丈より高いササの壁(帰りに写す) |
残り800mを快適なアップダウンを繰り返しながら、赤く熟したアオキの実が多い道を徐々に登っていき、南側の展望が開けてくると三角点のある嘉納山に着く。文珠山からここまでは時折り左右の視界が開けるものの概して展望がないと言っていいだろう。 三角点からすぐのところが嘉納山の最高地点で、少し下ったところに「第六管区海上保安本部の嘉納山第二送信所」の電波塔が建っています。この電波塔の手前に嵩山方面と源明山方面への分かれ道があります。山頂はゆったりしていて、高射砲台跡あたりの広まったところからは広島県の倉橋島の奥に大きく横たわる野呂山が見えます。 |
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嘉納山山頂の高射砲台跡 |
嘉納山山頂でお昼にしようかと思っていましたが、時間が早いのと余りにも寒いので、お昼は文珠山の展望台でとることにして早々に引き上げました。帰路では団体を含む数組のパーティーと出会い、大島アルプスの人気の高さを窺い知ることができました。
《日本三大文珠》
文珠堂は西暦806年に弘法大師により建立されたといわれている。この大島町岩屋の文珠と、奈良県阿部の文珠、京都府切戸の文珠が日本三大文珠です。「三人寄れば文殊の知恵」という諺があるように文珠菩薩は知恵の神様である。
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