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山 名 |
掛頭山（１１２６ｍ） | 広島県芸北町 |
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| 登山日 | ２００３年１１月１日（日） 晴れ |
紅葉の八幡高原と掛頭山
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| 参加者 | 夫婦 | |
| コース | 登り：八幡原一本松広場(11時15分)～猿木峠(11:50)～尾根から舗装路に出る(11:55)～舗装路横断(12:15)～(12:25)掛頭山山頂 所要時間１時間１０分 下り：掛頭山(13:10)～土草峠(13:30)～二川キャンプ場(14:00)～(14:15)八幡原一本松広場 |
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| お弁当 | 芸北国際スキー場リフト降り場（サイオト方面の展望が素晴らしい） | |
| 駐車場 | 八幡原一本松広場の芝生スペース（５台は大丈夫です。） | |
| トイレ | かりお茶屋（簡易水洗です。キレイです。） 二川キャンプ場（利用していないので･･･） | |
| まとめ | 西中国山地では紅葉前線が麓へと下りようとしている。ブナの紅葉といえば臥龍山なのだが、この時期の臥龍山は人出が多いだろう。静かな山歩きがしたいので隣の掛頭山に登ってみよう。 | |
八幡原の一本松は、千町原のかりお茶屋と二川キャンプ場の中間地点に位置します。車で走っていればすぐに判ると思います。テーブルとベンチのある一本松広場は八幡原の散策に利用されていますが、正真正銘の登山口でもあるんですヨ。
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テーブルベンチの右側にある車両進入禁止の鎖が架けてあるところから入り２０ｍ進み左に伸びる道（指導標はありません。赤テープのみです。）に入っていきます。 登山口から１０分で沢を渡ると平坦な桧の植林帯となります。一帯は林業作業により、よく踏まれているので一見どこが登山道なのか判りにくいのですが、等間隔に付いている赤テープを見失わないように登っていけば全く問題はありません。方角的には磁北方位で１２０度の方向に歩いていくようになります。登山口から１５分で再度沢を渡ると登りにかかってきます。そのうち植林帯を抜け、待望の紅葉したブナ林が現われてきます。 |
| 八幡原の登山口 |
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縦走路に飛び出した地点が猿木峠です。ミズナラの小枝に猿木峠を示す手製のプレートが架けられており、幹に赤テープが２ヶ所巻きつけてあります。 季節は１１月に入り山の紅葉がその色を深めてきた分、今まで秋の主役の座を占めていた花は終わりの時期を迎えようとしている。それでもなお、アキノキリンソウ、コウゾリナ、シラヤマギク、リンドウは頑張って咲いてくれている。坊主頭になってしまったマツムシソウやヤマラッキョウは完全に息切れしてしまったようで、また１年後に再会できることを楽しみにしておきましょう。 |
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| 猿木峠のミズナラの木 | 掛頭山が近づいてくる |
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掛頭山は山頂直下まで舗装路が伸びてきており臥龍山～掛頭山間の縦走路は、猿木峠～掛頭山の間が、この舗装路によって寸断されています。ですから判り易いようにルートを箇条書きにしてみました。 ①猿木峠を左折れし北方向に３００ｍ進むと舗装路に出ます。（標識があります。） ②舗装路を右方向（北方向）に５０ｍ登っていきます。 ③舗装路から別れ右手の登山道に入ります。（掛頭山山頂を示す標識があります。） ④登りを２０分喘ぐと再び舗装路に出ます。登っていく最中に背後に木間越しに臥龍山が見えます。 ⑤舗装路を横断し反対側の登山道に入ります。（指導標はありません。） ⑥ＮＨＫの無線中継所を右に見送ると、掛頭山山頂三角点です。丁度東側にリフト終点があります。 |
| 振り返れば臥龍山 |
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山頂三角点の周辺にはナラカシワの群生がありますが、すでに時遅しで枯れ葉状態でした。 リフトの終点では数組のハイカーと、二川から車で上ってきたグループなど総勢１０人くらいが休憩中である。我々もその中に入り芸北町サイオトの中野冠山、天狗石山、阿佐山などの名山を遠望しながらお昼ごはんにしました。 あいにく視界がきかなくて、東～南にかけては遠く豊平の龍頭山がぼんやりと確認できる程度でした。 |
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| 掛頭山山頂は雑木林の中 | リフト終点よりサイオト方面 |
帰路は土草峠に向けて三角点を北方向に進んで行く。電波塔の管理小屋の横から長い下りが始まる。正面に大佐山を垣間見ながら、そして、黄色く紅葉したブナを満喫しながらの下り道は快適だ！ただ落ち葉が多いので滑らないように足下に気をつけなければならない。
土草峠からは舗装路を下って行く。途中の道ばたにはアキノキリンソウ、ウツボグサ、キクバヤマボクチ、ゲンノショウコ、シマカンギク、ノコンギク、リンドウなどが最後の一花を咲かせ「よく帰ってきたね」と言ってくれている。
土草峠の案内
二川キャンプ場から登ってきたときは、峠の右手にあるミズナラの大木が取り付きです。幹に赤テープが巻きつけてあります。指導標はありません。なお道を挟んで反対側には八幡三方への登山口があるのですが、自分はまだ利用していません。
