HOME 戻る
山 名
安蔵寺山(1263m) 島根県日原町
登山日 2002年10月27日(日) 曇のち霙まじりの雨 安蔵寺山(小五郎山より。02/09/23写す)
小五郎山より望む安蔵寺山
参加者 夫婦 Hさん
コース 奥谷登山口〜ナラ太郎ピストン 所要時間登り1時間
お弁当 上横道小学校(杣の里まつりに飛び入り。)
駐車場 奥谷登山口(50台くらいかな。マイクロバスも停められます。)
トイレ 奥谷登山口(きれいなトイレです。)
まとめ 島根県を代表する山と言えば、石見地方では安蔵寺山がそれに該当するだろう。山の秋は短く終わるのも早いのでタイミングを取るのが難しいのだが、10月下旬なら時期的に問題ないだろう。西中国山地有数のブナ林を擁する山での落葉樹の紅葉を楽しむことにしよう・・・。

 中国自動車道六日市インターを降りてR187を日原町に向けて走る。今日はお弁当を準備していなかったので途中のコンビニで調達しようと考えていたのがつまずきの序章だった。七日市を過ぎ柿木村に入ってもコンビニはおろか、小さな商店も見つからない。仕方がないので最後の砦である「道の駅柿木村」で間に合わせのお弁当を仕入れる。

 左鐙で国道と別れ、横道川沿いの道を東方向に進んでいく。上横道の集落を過ぎると道は極端に細くなり、離合すらままならないダート道を3kmばかり進んでいくと、立派な舗装された駐車場とトイレのある奥谷登山口に着く。早速登山靴に履き替えて出発する。

 打原峠に着くと、花のお嬢さんは真っすぐ進もうとする。「そっちは匹見町に下りる道じゃけえ」とアドバイスすると、今度は左に進もうとする。「あっちは燕岳じゃけえ」と言うと、しぶしぶ最後に残った右の道を進む。「何でこんなの連れてきたんじゃろう」と後悔しても後の祭り。付き合っていくしかないだろう!


花のお嬢さん(バックはナラ太郎) ブナの紅葉を満喫しながらの尾根歩きを期待していたのだが、とんでもありません。霙交じりの雨が降り出してきて気温は急降下する。とても寒い。あと30分、あと20分、あと10分と叱咤激励する。

右手からトンネルルートが合流してくる。あと5分、あと3分。やっとナラ太郎まで辿り着く。(左右の写真の木です。ミズナラの木で樹齢600年だとか!)
ナラ太郎と幻想的な景色

 まだ山頂まで3kmもある!ここが諦めどきと判断して勇気を持って引き返すことにした。これが極めつけのつまづきでしょうか?奥谷登山口に戻ったのが12時前。お昼には早いので来た道を下っていると上横道で「第9回杣の里まつり」が開催されている。どうやら上横道小学校の講堂で演芸会みたいな催しが行われていたので、厚かましいようだが上がり込んで、ついでにお昼にする。霙でスゴスゴと引き返してきたのだが、祭りに遭遇してラッキーという感じだ。


燕岳(滑峠より) せっかくだから滑峠まで上ってみる。安蔵寺山は雲に隠れてその雄姿を現さない。おそらく霙が降り続いていることだろう。滑峠からは林道安蔵寺山線を走り安蔵寺山トンネルを潜って(次回はトンネルルートを使う予定なので下見を兼ねての行動です。)匹見町に出る。

霙であえなく敗退して非常に悔しい思いをしたので、ブナの紅葉の替わりに表匹見峡の紅葉を充分に堪能することにした。
青野山(トンネル口より)
滑峠から見る燕(つばくろ)岳 安蔵寺トンネルより青野山を望む

 このままR191に出て戸河内ICから中国道に乗って家路に着く予定にしていた。ところがトイレ休憩で立ち寄った「深入山いこいの村」でSNさんにバッタリ出くわす。偶然とは恐ろしいものだ!先々週は比婆でSKさんに、次の日は大野自然観察の森でSSさんに、そして2週間後の今日はSNさんにと・・・。これが浮気だったら自分も相手もエラいことだ。(笑)


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送