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山 名
雲月山(911m) 広島県芸北町
登山日 2003年10月5日(土) 晴れ視界不良 雲月山(下の駐車場より望む)
下の駐車場より望む雲月山
参加者 夫婦 Hさん
コース 展望台下の駐車場(11:20)〜雲月峠広場(11:32)〜第一ピークの岩倉山(11:43)〜第二ピークの高山(11:51)〜(12:30)雲月山(13:20)〜展望台下の駐車場(14:00) 所要時間合計2時間40分 
お弁当 雲月山山頂南側の登山道脇
駐車場 雲月山展望台下の駐車場(結構広くて30台くらいは停められます。)
雲月峠の広場(こちらにも30台くらいは停められます。)
トイレ 雲月山展望台下の駐車場。雲月峠にもあります。
まとめ 今日の広島市内は曇りがちで視界も悪い。こんな日は山屋を廃業し花屋に転身して、芸北の草原に秋の草花を観察しに行こう。ところが芸北に行くと、くっきりとまではいかないものの明るい青空が覘いてきた。

 国道186号線を芸北町役場の先からサイオト方面に入り雲月峠を目指す。最後の方に道が少し狭いなあと感じるヶ所があるので離合に気を付けられたい。展望台下の駐車場に駐車して、雲月峠の登山口まで舗装路を500m歩く。


花のお嬢さん(雲月峠にて) 雲月峠の登山口(左の写真)から第一ピークの岩倉山に向けて、目の前の斜面を登っていく。ウメバチソウセンブリの小さな花が目に入る。何れの花もとっても可愛いので、つい張り切ってカメラのレンズを向けるが、被写体が小さいのでなかなか上手く撮れない。マツムシソウも咲いているが、そろそろ終わりの時期を迎えている。

マイクロバスの団体登山者の一行が我々の前を登っている。団体さんとは同じ工程を辿ったが、自分たちは花の写真を撮りながら、のんびりと登ったので、とうとう最後まで団体さんの後塵を拝することになってしまった。

第一ピークに登るにつれ、後ろを振り返ればサイオトの山が姿を現してくる。今日は視界が悪いので天狗石山、高杉山くらいまでしか見えない。雲月峠には団体さんのマイクロバスが停まっている。峠の東側の山肌がきれいに伐採され、芸北町の町章(シンボルマーク)が浮き上がって見える。

町章の由来は「芸北町のの文字を図案化したもので、北の字が円盤を形づくっているのは旧四ケ村がひとつにつながり融和のもと将来の躍進と発展を象徴している。」とのことです。
芸北町の町章(第一ピークより)

 第二ピークから雲月山まではススキの原の快適なアップダウンが続く。そして登山道脇にはツリガネニンジンや鮮やかな濃紺のリンドウが咲いており、目を楽しませてくれる。今日はとても暑いのだが、登り始めてからずっと雲月山山頂までの間、日差しから逃れることができない。雲月山山頂では団体さんが、雨傘を日傘代わりにして食事をしいてる。雨傘もいろんな用途があるもんだと感心してしまいます。


雲月山山頂にて 山頂は人が多くておまけに暑いので、少し南側に下ったところの登山道脇で食事にする。登山道の左の広島県側はススキの原で、右の島根県側はカラマツ林と、隣り合う県どうしの意地の張り合い(笑)みたいなものを感じてしまいます。ところがこの場所はカラマツが陰を作ってくれているので涼しい気分で食事にありつける。

団体さんが、食事をしている自分たち(他にも数グループが食事のため登山道を占拠していた。)を避けて下山していく。見通しがよいので、アリの行列のような団体一行の姿がいつまでも見えている。

 我々も重い腰を上げ、団体さんのあとを追うように下山(?)する。仲の谷でアケボノソウを1株だけ見かけた。なかなかお目にかかるチャンスがないので、見るにつけ可愛い花だと思うようになってしまう。ここからノコンギクの咲く下の駐車場まで少しだけ登り返して本日の工程を終える。


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