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山 名
小五郎山(1162m) 山口県錦町
登山日 2002年9月23日(祝日) 晴れ 小五郎山山頂にて
参加者 夫婦
コース 向峠からピストン 所要時間登り2時間10分
お弁当 小五郎山山頂(とても眺めがよい。)
駐車場 向峠(朝市用の駐車スペースがあります。5台くらい停められます。当日は朝市の関係者の方に断って停めました。)
トイレ 向峠(手洗い水でます。)
まとめ たまには山口県の山に登って県ごとのバランスをとらなければ・・・。ガイドブックに小五郎山は寂地山系の中では抜群の眺望を誇ると言う!小五郎という名の響きもさることながら、気にすると無性に登りたくなってしまう。

 吉和村からR434号線に乗る。健康村を過ぎて右の道(六日市方面)に入り中国自動車道の下を潜って1km走ると向峠に着く。時刻は8時半を回ったところだが、地元では朝市の関係者が軽トラックで乗り付けて準備をしている。「今日は別のところに売りに行くんじゃが買いたいものがあれば言いんさい。」とのことで、カミさんは保冷バックがパンパンになるほどの野菜をこれでもかといわんばかりに仕入れている。安いのだろうか?それとも単に買いたいという衝動を抑えることができないのだろうか?

 向峠から深谷大橋方面に200mくらいの所に登山口の標識があります。ここを右に折れて民家の方に登っていき、突き当たりの民家の左から竹林に入りこれを抜けると未舗装の来林道にぶつかるので、林道を左に上っていきます。車を使って時間稼ぎをしたい人は向峠から北に伸びた道を上がっていけば林道に出ますが、工事中(進んでいるの?)の悪路なので車のお腹をコスらないように御用心を!

 林道脇に鳩時計みたいな小さな小屋があり中に入山届け用のノートが置いてある。カミさんは嬉しそうに記帳をしている。林道終点(すなわち掘削工事と整地が終わっている先頭の地点)付近に2ヶ所の登り口がある。1つ目は林道終点の200m手前で折り返すように人工の斜面を登っていくルート、もう一方のは林道終点からのルートで、どちらを登っていっても途中で合流します。

 林道から別れ30分喘ぐと、それまでの急登が910mピークを巻くトラバース道に変わり一息つける。ところがこれも束の間で910mピークの北側から小五郎山の前衛峰まで標高差にして250mの直登が待ち受けている。ガイドブックでは「以前はヤブ漕ぎを強いられたが、ササが枯れてしまって当時の面影はない」とか・・・。以前のことは知らないのだが、登山道一帯はササがポツポツあるくらいで非常に歩き易い。しいて挙げれば前衛峰の山頂付近にササがもぐれついている程度かな!


寂地山系 直登の斜面を登っていくと前が開けてくる。ああ〜やっと着いたと思って愕然とした。そこは前衛峰だったのだ!一旦緩んだ気持ちはなかなか引き締まらない。仕方なく最後の登りをダ〜ラダ〜ラと登っていく。

小五郎山山頂からは素晴らしいパノラマが広がります。北東には寂地山系〜鬼ヶ城山。おやおや鬼ヶ城左奥に大峯が見えるよ!南東には羅漢山と山頂の雨量観測ドームがはっきりと見える。西には1109m峰の左側に十種ヶ峰の尖った山容が、すぐ右にまんまる頭の青野山が覘いている。北には安蔵寺山の3つのピークが見える。
小五郎山山頂から望む寂地山系

北東方面の眺め 東方面の眺め
北東には寂地山、吉和冠山などの一級品の山が広がる 東方面を見ると山が幾重にも重なっている
南東方面の眺め 南方面の眺め
南東には羅漢山の雨量観測ドームがはっきり見える 南には小五郎山の前衛峰の向こうに大将陣が大きい
西方面の眺め 北方面の眺め
西には遠く島根県津和野の山や山口県徳佐の山が見える 北には単独では島根県最高峰の安蔵寺山が間近に見える

山頂でお昼にしたのだが、とても寒くて寒くて!冷たいビールを飲むと益々身体が冷えてくる。麓の林道を歩いている最中は暑くてやりきれなたったのに、何という体感温度の違いなんだろう。

ところで山からは深谷大橋のいい構図を得ることができなかったので下山してからチョット寄り道をしてみる。いつもの事だが、橋の上から下を覗くと気を失いそうになってしまう。うゥ〜クラっとする。(-_-;)
小五郎山南のニセピーク
下山時に南側を撮影する

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