HOME 戻る
山 名
牛曳山(1144m) 伊良谷山(1148m) 毛無山(1143m) 広島県西城町
登山日 2003年8月25日(日) 晴れ一時俄雨 毛無山からのパノラマ(東方面)
毛無より登ってきた山を振り返る
参加者 夫婦 Hさん
コース 六の原〜牛曳山登山口〜牛曳山〜伊良谷山〜毛無山〜出雲峠〜六の原 所要時間全工程5時間
お弁当 毛無山(山頂はとても広くて眺めも抜群です。)
駐車場 県民の森駐車場(台数を気にする必要はありません。)
トイレ 県民の森公園センター(水洗です。手洗い水出ます。とてもキレイです。)
出雲峠の避難小屋のそばにもあります。
まとめ 8月もそろそろ終わろうかというのに、厳しい暑さが続く。どうしても里山低山を避けて西中国山地に逃げ込みたくなってしまいます。このルートなら樹木が日差しを遮ってくれそうだ。

 国道183、314号線と乗り継いで、比婆山温泉のところから県民の森に入る。公園センター付近はキャンプをしている人、家族連れ、そして自分と同類項の人々でごった返している。県民の森駐車場に駐車して、車で上がって来た道を引き返すこと約10分ほどで左手に進入禁止のチェーンが掛かっている牛曳山登山口に着く。


牛曳山登山道の白樺林 取り付きにはソバナホタルブクロが咲いている。どこの登山道でも夏の時期にはよく見かけるんだが不思議と趣きのある花だ。ワレモコウも負けじと咲き誇っているよ。

やがて道はジグザグとなり白樺の林が広がってくる。白樺の幹の白と周囲の緑が見事に調和した景色(左の写真)をご覧あれ。

牛曳滝の上部に来ると道端にギンリョウソウが・・・!咲いているとは表現しないのだろうが、初めて目にすることができた。うれしいねぇ〜。高度を上げていくとオオカニコウモリキンミズヒキフシグロセンノウ、ミヤマイラクサ、ヤマゼリも咲いている。

牛曳山から福田頭を望む

牛曳山からはのんびりと尾根歩きを楽しむ。おやおやツルニンジンが咲いているではないか。高性能カメラを手にした某アマチュアカメラマンが接写モードでツツルニンジンの中まで写している。自分もあんないいカメラが欲しいなあ〜。でもきっと奥さんの洋服の方が先だろう!あと10年は我慢せんといけんじゃろうのう。

牛曳山から立烏帽子を望む
牛曳山から福田頭を望む 牛曳山から立烏帽子を望む

 牛曳山から伊良谷山にかけては所々低木帯があるが樹林の中を歩くので暑さを感じない。毛無山の登りが始まるころから草原が多くなり木陰が恋しい。その分オミナエシコオニユリシラヤマギクツクバネソウの衝羽根の実、ネジバナノダケマツムシソウなどの草花の出迎えを受け暑さが吹き飛んでしまう。マツムシソウが多く見られるようになったなあと思ったらそこは毛無山の山頂だった。


ガイドブックに「山頂からは360度のパノラマが広がる」と謳ってあっても、実は一部分が樹木で遮られていたり、低木が邪魔をしたりでなかなか「これは素晴らしい」といった眺望にお目にかかれない。その点では比婆の山は、今回のルートをはじめ、竜王山、烏帽子、池の段、吾妻山と、どの山をとってみても超一級のパノラマが得られる。

ここ毛無山からは登ってきたルートをはじめ、横田の船通山、道後方面の山、比婆山系の山を望むことができる。残念ながら今日は視界がよくないので大山を見ることはできない。
毛無山山頂にて
毛無山山頂にて

毛無山から猫山を望む 毛無山から吾妻山を望む
毛無山から東城町方面の山を望む 毛無山から比和町、高野町方面の山を望む

 天候が悪くなってきた(写真を見てもお分かりでしょう。)ようだ。下山しよう!帰りは出雲峠を目指す。途中に桔梗ヶ丘への分岐があったのでチョッと寄り道してみるが桔梗は咲いていない。時期が早いのだろうか?出雲峠から六の原に向かった頃から、とうとう雨が降り出してくる。夏場の俄雨は気にならないどころか、かえって涼しくなっていいのではないでしょうか…。


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送