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山 名
鷹巣山(943m) 大佐山(1069m) 広島県芸北町
登山日 2002年6月16日(日) 晴れ 大佐山(03/06/15芸北町亀山付近より)
国道186号線より望む大佐山
参加者 夫婦 Hさん
コース 鷹巣山まで:八幡洞門コース登山口〜八幡三方〜県境広場〜鷹巣山 所要時間1時間40分
大佐山まで:鷹巣山〜県境広場〜八幡三方〜大原山〜大佐山 所要時間2時間20分
大佐山下り:大佐山〜大原山〜鞍部〜八幡洞門コース登山口
お弁当 大佐山山頂(とても眺めがよいです。)
駐車場 八幡洞門コース登山口(路肩に縦列駐車で10台弱停められます。)
トイレ ありません。(カリオ茶屋か二川キャンプ場を利用すると良いでしょう。)
まとめ 山に咲いている花は、たとえ登山道の真ん中に咲いていようとも、踏み潰さないように注意している。今日はこのような良識の通じないオバサマグループに遭遇した。しっかりと日記に書き留めておこう。

 R191スキー場のところで国道から別れ八幡高原に入り、二川キャンプの手前から雲耕方面に向けて走る。八幡洞門トンネルを抜けて少し下がると左手に大佐山登山口がある。早速登山靴に履き替えて出発する。鞍部までは道が細く足場が悪いところがあるので注意して登っていこう。道端にはササユリが登山者を歓迎するかのように可憐に咲いている。この時期ウツギコアジサイ、などのユキノシタ科の花が咲き誇っていました。

 鞍部に突き当たると左に取り鷹巣山を目指す。ここからは快適な尾根歩きが続きすぐに八幡三方に着く。ここでチョッと一休みしている最中にオバサマ7人グループが登ってこられる。後で奥さんから聞いたことなのだが、そのグループの中に手にササユリを持っていた人がいたらしい。自分はグループの代表の方に道を教えていたので他の人の様子までは気がつかなかった・・・。気がついていればきっと大声を出して叱責していたと思う。


臥龍山(鷹巣山より) 八幡三方からは数度のアップダウンを繰り返し、多少のヤブ漕ぎを終えると県境広場に着く。名のとおり10坪くらいの広場になっており、広場から西に伸びる幅広の林道を、左手に臥龍山や島根県の山を見ながら上っていくと、突然身の丈より高い潅木のヤブ漕ぎが始まる。足下は明確なのでルートを外すことはないがウンザリしてしまう。山頂は眺望が全くないので、登ってきた道とは反対側に付いている道に、そそくさと下山を開始する。横に伸びる林道に突き当たったら、右に取りさらに下っていくと先ほど通った幅広の林道に出る。

県境広場に戻り、来た道を引き返す。八幡三方・鞍部を通過すると、本日初めて歩く道になる。鞍部から大原山の方に少し登っていくと登山道に被さる様にササユリが咲いている。すぐに先ほど八幡三方で会ったオバサマグループが下山してくるのとすれ違う。ドキッ「オバサマどうか採らないで!帰りも見たいから!」と祈りつつ大佐山に向けて歩を進める。また花の期間が僅かしかないヤマボウシに会うことができた。
鷹巣山手前の林道から見る臥龍山

大佐山山頂にて 大佐山山頂からは360度のパノラマが広がる。ただ、この日はかすんでおり遠くの山はシルエット程度に申し訳なくしか見えない。

北に雲月山が、東にはサイオトの山並みが、南に掛頭山〜臥龍山の稜線がきれいに見え、その向こうに深入山の山頂がピョコンと見える。そして西には弥畝山?が見える。スキー場では男鹿原、銀嶺が見え、遠くにサイオトがかすんで見える。
掛頭山(大佐山より)
大佐山山頂の花のお嬢さん 大佐山から掛頭山を望む

 下山時に「あのササユリは健在かな?花が開いてきたかな?」と探すものの見当たらない。おかしいなあ?場所を間違えたのかな?と思いながら、鞍部まで下って行く。鞍部からは駐車位置まで一直線だ。ふと道端を見るとササユリが捨ててある。オバサマが新しいのを採ったので古いのを捨てたのだろう。今日は眺望が得られたのは大満足だが、実に後味の悪い山行きになってしまった。

山の花は採ならいで下さい!しかも捨てるなんてけしからんじゃあないですか!
こんな人には山に入って欲しくありません!リーダーの方は指導をお願いします!

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