GoToトラベルで行く美作・備前 戻る

1日目…10月24日(土)後山連山トレッキング
2日目…10月25日(日)美作、備前地方観光

広島市内の自宅を午前4時過ぎに出て広島ICで山陽自動車道に乗り、吉備SAで朝食休憩を取り、山陽ICで一旦降りる。以降は岡山美作道路、中国道、鳥取道と走り大原ICで降りる。国道479号線を旧東粟倉村に向けて走っていくと前方に今日縦走する稜線が見えてきた。後山キャンプ場に駐車して午前9時に出発する。所要時間は6時間半と踏んでいたが、6時間弱で周回することができ下山後の予定に余裕が生まれた。なお天気はすこぶる良くて稜線縦走路からの眺望を思いっきり楽しんだ。

後山山頂(兵庫県側が良く見える)

【湯郷温泉】 この日は湯郷温泉の老舗ホテルに宿泊した。トレッキングで疲れてしまって池上彰さんの番組を見ているうちに寝入ってしまった。翌朝は5時過ぎに起きて、ホテルの周辺を散策する。気温は1桁台と肌寒く周囲には霧が立ち込めている。霧の発生しやすい地形なんだろう。ボーリング場やパチンコ店などの娯楽施設は閉店していて建物だけが残っている。他にも空き店舗が目立つな。岡山県内では、奥津温泉、湯原温泉と並び名の有る温泉郷だと思うんだが時代の流れには逆らえない!
湯郷温泉観光案内所 からくり時計(後方は湯郷こども園)

【柵原ふれあい鉱山公園】 湯郷温泉から車で30分くらいのところにある柵原(やなはら)ふれあい鉱山公園を訪れる。この公園は、旧片上鉄道の吉ケ原駅舎と操車場のあった場所に作られたもので園内には1955年頃の鉱山の様子や暮らしぶりを再現した柵原鉱山資料館や、実際に使用していた車両の展示があり、鉄道ファンや小学生の自由研究にも人気のスポットだそうです。毎月第1日曜日には敷地内の吉ヶ原駅〜黄福柵原駅の片道約400mを保存車両の展示運転が行われ、有料で試乗することもできるが、今は新型コロナの影響で休止しているそうです。若いおにいちゃんが駅のホームに停められた機関車の塗装サビ落とをおこなっていて作業の目的や内容を詳しく説明してもらった。ありがとうございました。なお、柵原柵原鉱山は、東洋一の硫化鉄鉱を産する鉱山として古くから栄えてきましたが、海外から安い硫化鉄が輸入されるようになり次第に需要が減少し1991年に閉山の時を迎え75年間の歴史に幕を降ろしました。(久米郡美咲町)

旧片上鉄道「吉ヶ原」駅のホーム 塗装・サビ落とし作業中 「科捜研の女」のロケ地付近 鉱山竪坑櫓のレプリカ

【周匝茶臼山城】 昨日もそうだが国道374号線を走っていると山頂に建つ城が見える。気になったので訪ねてみることにして、吉井川と吉野川が合わさる地点に架かる橋を渡り赤磐市に入ったところで右折する。女子ソフトボール大会開催中の運動公園のそばを走り抜けると山道に入り少し手前の駐車場に駐車して車道を500mくらい歩くと茶臼山城に着いた。お城の周辺にはサクラが植樹されているので花見の時期は賑わうことだろう。模擬天守からは麓の町が見えるが相応の高さの山に囲まれているので遠くの方はは望めない。(赤磐市)
東麓から見上げる茶臼山城 車道終点付近より

【閑谷神社】 和気町まで吉井川沿いに下っていき、そこからはナビの案内で閑谷学校に向かった。入場料の高齢者割引あり。階の木は今まで馴染みがなかったのでバラ科なと思ったが実はウルシ科だった。(備前市)

1670年、岡山藩主池田光政は日本ではじめてとなる「庶民のための学校」を創建しました。その谷深き地の学校は閑谷学校と名付けられ、明治、大正、昭和とさまざまな分野で、現在の日本の歴史をかたち作る有能なリーダー達を輩出してきました。(閑谷学校HPより抜粋)
講堂「学問の殿堂」 階の木と閑谷神社

【牛窓の海】 備前地方は備前焼の産地で道路端の案内や工房の煙突を見ながら南下していく。途中に「日本一のだがし売り場」があったので立ち寄ってみたが余りの人出の多さに○○○が心配になって控えめに行動する。牛窓に入りオリーブ園を目指した。高い所から「日本のエーゲ海」と言われる牛窓の海を眺めてみたかったからだ。ところがオリーブ園に向かう坂道は車の列で駐車場に入るのにかなり待たされそうなので入園は諦めた。仕方なしに牛窓港付近を散策する。釣りをしいてる高校生に「何が釣れるの?」と尋ねたが「何も釣れない」と返してきた。○○○を避けて堤防でのんびり釣り糸を垂れるのも今どきの選択肢のひとつだな!

帰りは山陽ICから高速道路に乗って、吉備SAで地域クーポン券を使って買い物をする。