GoToトラベルで行く霧島連山 戻る

2020年9月19日(土)〜22日(火) 暦の関係で4連休となり以前から訪れてみたかった南九州の霧島に行き、霧島連山の主要な山に登りました。当初の予定では広島を早めに発って最初の2日間で霧島連山に登って後半を周辺地域観光に充てる予定だったが、初日19日の天気予報が芳しくなくて全体の日程を1日ずらすことにした。初日の南九州は雨模様の予報だったが幸いにも雨に当たることはなく、2日目以降は天候が回復してほぼ晴れの天気で快適に過ごせた。

  1日目 … 南九州へ移動。人吉市観光。球磨郡多良木町泊
  2日目 … 韓国岳登山。霧島温泉郷泊
  3日目 … 高千穂峰登山。佐賀県唐津へ移動し唐津伯
  4日目 … 唐津観光、呼子観光。帰広


1日目…9月19日(土)

広島市内の自宅を午前8時前に発ち廿日市ICから高速に乗る。北熊本SAで熊本ラーメンの昼食をとる。人吉ICで高速を降りて人吉観光センターで現地情報を仕入れる。急流球磨川下りをはじめ主だった観光地は、7月の豪雨災害の影響を受け未だ営業再開しておらず、先ずは人吉駅前にある青井阿蘇神社を見学した。この神社は本殿等の建物が国宝に指定されている。係の人の話では豪雨災害のときは付近はあっという間に水が来たとのことでした。
永田いなか浜
JR人吉駅前にある「青井阿蘇神社」 球磨地方郷土玩具「きじ馬」の模型

続いてガイドブックを頼りに繊月酒造を訪れて相当額の球磨焼酎を買い求める。球磨地方の復興に金銭的にバックアップしたつもりだが自己満足だろうか。道の駅「人吉クラフトパーク」に立ち寄った後に宿がある多良木町まで走る。

今日の宿は 「とよのあかり」 だ。世界中を飛び回ったサラリーマンを定年退職した夫婦が営む農家民泊形式の宿だ。毎日お客さんと話ができるのがいいよねえと言ってたね。ごはんがふっくらしてとても美味しかった。*
「とよのあかり」の1Fリビング 山の幸中心の夕食

2日目…9月20日(日) 韓国岳トレッキング

多良木町の宿を午前7:30に発ち国道221号線を走りえびの市に向かう。理由は宿のご主人から韓国岳や桜島が見えるビューポイントがあると教わったからだ。ただこの日の午前中は雲りがちで遠くまで見通せるクリアーな天気ではなかったので展望はお預け。えびの市からは道路標識に従って高度を上げていき、行く手に韓国岳が見えてくると間もなくえびの高原ビジターセンターに着いた。登山支度をして韓国岳〜大浪池周回の御勧めルートを歩いた。下山予定時刻を1時間くらいオーバーして戻ってきた。この日は霧島温泉郷に泊まる。直前に宿を探したが殆どの宿が満室のなかでGoToトラベル対象外のため?に残っていた宿に泊まる。夕食なしのためコンビニで調達し部屋で食べる。

韓国岳山頂(時折りガスが漂う)

3日目…9月21日(祝) 高千穂峰トレッキング

霧島温泉郷の宿を午前7時に発ち、霧島神宮で登山の安全祈願?をして登山口のある高千穂河原に向かう。途中から観光バスに引っ張られてノロノロ運転だ。しかも駐車場に着いてからバスの乗客が全員降りるまで待たされてしまう。降車については改善して欲しいなあ。そそくさと登山支度をして出発する。高千穂峰の登山道は石畳にはじまり、石段、横木の階段、ザレ場歩き、火山岩地帯の長い登り、御鉢の周囲を回る、最後の急登と変化に富んでいる。山頂からは遮るもののない360度の眺めで最高だ〜ぁ!前後して登った鹿屋中央高校剣道部の皆さん、楽しかったよ。ありがとう。

高千穂峰山頂(快晴の好天気)

【高千穂峰トレッキングの前に立ち寄った霧島神宮】
早朝なので大鳥居前の観光案内所や土産物店は閉じていて駐車スペースはガラガラだった。朱塗りの大鳥居を潜り長い石段の続く参道を上がると展望所があったので立ち寄ってみた。そこからは錦江湾や桜島が指呼の間に見える。さすがに開聞岳までは確認できなかった。人影がまばらな参道をさらに進んでいくと本殿に着く。時間的に余裕がないので参拝を済ませ引き返す。
霧島神宮の二の鳥居 霧島神宮本殿

正午頃に高千穂河原を発って、えびの市まで戻り給油を済ませ道の駅で遅いお昼をとる。道の駅からは稲穂の実る田んぼの向こうに霧島連山を望むことができた。

えびのICから高速道路に乗り佐賀県唐津を目指し、午後5時過ぎに今晩の宿にチェックインする。運よく今晩は花火大会が開催されるということで近くの見物ポイントで夜空を彩る花火を楽しんだ。その後に海鮮料理店で豪華夕食…の予定だったが、花火大会の影響もあってか店は大混雑!仕方ないのでスーパーで弁当、総菜、飲み物を買って旅館で食べる。
道の駅「えびの」より望む霧島連山 第68回北九州花火大会

4日目…9月22日(祝) 唐津・呼子観光

唐津市内の宿を7時前に発ち唐津城に向かう。この城は鶴が翼を広げたように見えることから舞鶴城と呼ばれていて地元では舞鶴公園として親しまれている。城内からは西の松原や唐津湾に浮かぶ高島が見え眺めは良い。唐津城のふじは樹齢百年を越え市の天然記念物に指定されている。フジの花の咲く5月の大型連休の頃に訪れると見事なフジの花が楽しめそうだ。ところで城内の案内板によると誰の手によって築城されたかは判っていないようだ。
宿から望む唐津城 唐津城の天守前広場

唐津を後にして呼子に向かう。今日は朝市の見て歩き、七ツ釜遊覧、豪華イカ刺し定食を食べるの予定で行動するものの、外海の波が高くて七ツ釜遊覧船は運航しないとのことだったので、ひととおり朝市を見て歩いた後に予定を変更して波戸岬〜名護屋城散策〜海の見える丘公園と名所巡りに切り替えた。波戸岬では何軒もの屋台形式の店が立ち並んでいて、呼子名物?のイカ焼きをいただく。美味い!風の見える丘公園からき白波が打ち寄せる七ツ釜のある岸壁が見える。遊覧船の運行ができないのはもっともだと納得した。

呼子の朝市 波戸岬と玄海海中展望塔 名護屋城本丸跡 風の見える丘より七ツ釜遠望

昼食は唐津に戻って取ることにして唐津に引き返す。昨晩混雑していた海鮮料理店は昼前にもかかわらず店内に入りきらない客が長蛇の列をなして外に並んでいる。こりゃあ無理だ!唐津市内には目ぼしい店は見当らない。諦めて虹の松原を走り西九州自動車道に乗る。博多の都市高速を走り抜け九州自動車道に入り古賀SAで長崎チャンポンと博多ラーメンを食べた。これにておしまい。