遥かなる尾瀬ヶ原 | 戻る |
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【 1日目…6月8日(木) 移動〜アルプの里 】 群馬県の水上ICで自動車道を下りて国道291号線を県境方面に向けて走り、谷川岳ドライブインで 「わっぱめし」 の昼食をいただく。昼食が済むと、あれあれバスが引き返すぞ。国道291号線はこの先は通行止め(永久的だと思う)になっているんだ。再び自動車道に戻り長〜い関越トンネルを抜け新潟県側に入ると雨が降っていた。通ったトンネルや季節は違えども、川端康成の小説「雪国」の書き出しの「トンネルを抜けるとそこは雪国であった」を思い起こすようだ。これほどまでに天気状況が一変するものなのか。 湯沢町に入り上越新幹線の越後湯沢駅前を過ぎたところで、ロープウェイに乗って雲上の植物園を訪れる。ロープウェイからは山の斜面を覆うタニウツギのピンクの絨毯が見える。麓では大した降りではなかったが高いところだと雨脚が強いように感じる。先ずは車道を下って高山植物園入口のあやめヶ池に向かう。 |
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高山植物園入口のあやめヶ池 |
添乗員さんから「遅くとも16:00のロープウェイで下りて下さいね」と告げられて、ここからは自由行動となる。見学時間は1時間くらいしかないのでゆっくりとは見られないが、これは仕方のないことだ。あやめヶ池の畔にオダマキが咲いていたので係員に尋ねると自生とのこと。園内には滅多に見ることができない高山植物が育てられているが、人出が入っているので初めて見る花でも感激はいまいちだ。希少な花はやはり自然の中に咲いているものがいいね。 園内を散策した後、下ってきた道をロープウェイ乗り場まで戻る。建物のそばに「恋人の整地」なるものが…自分には…今更。生憎の天気で、そばの展望パネルのようには周囲の景色が望めないのは残念だ。他の人は1本前の15:40のロープウェイで下りたようで、16:00発に乗ったのは自分たちだけだった。皆さんに申し訳なかったかな。 |
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こんなものも…恋人の聖地 |
あやめヶ池〜高山樹林園〜ロックガーデンを時計回りに歩いて元のところに戻ってきました。下の花一覧は後で思い出せるようにと、お目にかかった順に掲載しています。 | ||||
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オダマキ(キンポウゲ科) | エゾノチチコグサ(キク科) | タマザキサクラソウ(サクラソウ科) | ミツガシワ(ミツガシワ科) | チングルマ(バラ科) |
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ハクサンチドリ(ラン科) | サンカヨウ(メギ科) | ヒマラヤユキノシタ(ユキノシタ科) | キクバクワガタ(ゴマノハグサ科) | ウルップソウ(オオバコ科) |
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タンチョウソウ(ユキノシタ科) | ヤマシャクヤク(ボタン科) | クマガイソウ(ラン科) | オキナグサ(キンポウゲ科) | イワカラクサ(ゴマノハグサ科) |
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コマクサ(ケマンソウ亜科) | クリンソウ(サクラソウ科) | クロユリ(ユリ科) | ヒメサユリ(ユリ科) | おまけでタニウツギ(スイカズラ科) |
【 2日目…6月9日(金) 尾瀬ヶ原散策】 連泊するホテルの食事はバイキング形式で、好きな物をすきなだけ食べられる点は評価できるが、自分にとってはおいしい物ををほんの少しだけ食べられれば充分なので、バイキングはどうも…ですね。 明けて6月9日は絶好のハイキング日和だ。右の写真は湯沢石打まで弁当を調達しに行って、そこから高速で戻る途中で写したもので、アルプの里のロープウェイの山頂駅がきれいに見えている。なお上越新幹線の越後湯沢駅は写真の左端あたりです。バスは関越トンネルを潜って新潟県から群馬県に入り暫く走った後に沼田ICで高速を降りる。沼田市街地からは北に雪を抱いた谷川岳が望めるが、どこが山頂なのかはよく判らなかった。 |
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関越自動車道から望むアルプの里 |
沼田市から片品村に入ると至るところにニセアカシアの樹が目立つようになってきた。広島県下ではあまり見ないが、この地域では繁殖しているんだろうか?そう言えば、昨日お昼を食べに谷川岳ドライブインに立ち寄ったときにも川岸にたくさん咲いていたな。 片品村のスノーパーク尾瀬戸倉でマイクロバスに乗り換える。本日の尾瀬ハイキング担当ガイドの大島さんが同じバスで、「トチの花が咲いているよ。」と説明してくれる。普段は見上げでも大きな葉に隠れて見え難いが、谷の斜面に咲く花がバスの中からよく見えた。約20分バスに揺られると尾瀬ヶ原の玄関口である鳩待峠に着いた。 |
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鳩待峠(雪の塊りが残っている) |
鳩待峠の休憩小屋の前の広場には今でも大きな雪の塊りがあった。今回のツアー参加者は16名で、規定では15名単位でガイドが付くということなので、今回のガイドは2名となりました。だからグループを8人づつに分けて、2班編成で尾瀬ヶ原に向けて整備された木道を下っていった。自分たちに付いたガイドはバスが一緒だった大島さん。可憐なコミヤマカタバミを見つけて
「みやまに咲く小さなかたばみだから、コミヤマカタバミ」 だと、かみ砕いて教えてくれる。途中の展望地からは真っ白な至仏山が見える。 この辺りには西中国山地には見られないダケカンバ、オオシラビソの樹が生えている。峠に近いところはブナが多かったが下るにつれて植生がミズナラ林に変わってきた。トチの樹はチラホラ、サワグルミの樹は見かけなかったな。 |
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尾瀬ヶ原入口の案内板 |
尾瀬ヶ原が近くなるとミズバショウの花が見られるようになってきた。雪解け水が勢いよく流れ込む沢に掛る橋を渡ると、尾瀬ヶ原の西の起点となる山の鼻に下りてきた。ここで健脚組と周辺散策組とに班を再編成することにしたが、大半が牛首分岐まで往復する健脚組を希望したので、偏った班分けとなってしまった。自分たちはもちろん健脚組みです。 ミズバショウの白い花とリュウキンカの黄色の花が目立つ湿原を折り返し地点の牛首分岐に向けて歩いていく。木道の脚のところにイチゲのような白い花が咲いているが、立ち止まってじっくりと観察する訳にはいかないのが残念だ。この季節に咲くタテヤマリンドウはかなりの数を見ることができた。 |
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至仏山(しぶつさん)を背に尾瀬ヶ原を歩く |
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牛首分岐の手前のベンチで東北最高峰の燧ヶ岳を眺めながらお昼を食べた後に、牛首まで足を延ばし、そこで少し休憩してから引き返す。帰りは尾瀬に何回も訪れているという添乗員のUさんに、尾瀬ヶ原に関してのいろんな話を聞きながら歩いた。山の鼻まで戻り時間的に余裕があったので周辺の植物研究見本園を散策してから鳩待峠に向けて登り返す。 天候に恵まれた1日だったが、バスが関越トンネルに差し掛かると雨が降り出した。雨は直に上がったが、このあたりは地形にもよるんだろうが雨が多いということが良く判った。 |
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燧ヶ岳(ひうちがたけ) | 牛首分岐のミズバショウ群 |
尾瀬ヶ原では景色に見とれていたので花はあまり撮っていない。下の花一覧は後で思い出せるようにと、お目にかかった順に掲載しています。 | ||||
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ショウジョウバカマ(シュロソウ科) | シラネアオイ(シラネアオイ科) | オオバキスミレ(スミレ科) | ミズバショウ(サトイモ科) | キクザキイチゲ(キンポウゲ科) |
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ミネヤナギ(ヤナギ科) | リュウキンカ(キンポウゲ科) | タテヤマリンドう(リンドウ科) | ヒメイチゲ(キンポウゲ科) | おまけでニセアカシア(マメ科) |
【 3日目…6月10日(土) 奥只見湖遊覧〜帰広 】 3日目の最終日は奥只見湖の遊覧だ。関越自動車道を長岡・新潟方面に向けて走っていくと右手に2000m級の山の稜線が見えるが名前は判らない。小出ICで降りて国道352号線からシルバーラインに入ると越後三山のひとつ「越後駒ヶ岳」が見えた。間もなくトンネル連続区間となり、トンネルの途中で枝道に入ると乗船場のある銀山平に着いた。 湖上ではイワナ?釣りの人たちのボートが浮かんでいる。銀山平キャンプ場の先には雪を抱いた日本200名山の荒沢岳が高い位置にある。木陰の吹き溜まりでは未だ大量の雪が残っていた。付近を暫く散策した後に、遊覧船に乗り込む。船は団体客でほぼ満席だった。定員の少ない船だから予約が必要なんだろうか?← 要予約とのことだった。 |
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奥只見湖遊覧船に乗船する |
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右手に雪渓の残るゴツゴツした荒沢岳の稜線を見ながら船は東へと進んでいく。パンフレットのキャッチコピーが 「まるで北欧のフィヨルド」 だけに流石に素晴らしい風景だ。添乗員さんが
「船がカーブするときに燧ヶ岳の山頂が見える」 と言っていたので、事前に見える方位を調べてデッキで待機していたが残念ながらお目にかかることはなかった。 実は奥只見湖遊覧に関しては全く予習をしていなくて、ム湖堰堤付近から上流に向かって進み途中で引き返すんだろうと思っていたが、何たる勘違い。 |
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湖上から望む越後の名山 | 向こうに大型遊覧船(船内から写す) |
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乗船場で下船して奥只見ターミナル広場まで徒歩で下っていく。この間の比高は30mくらいだと思うがスロープカーが運行されていて、超年配の人や物珍しさに勝てない人たち数人はこれを利用していた。奥只見ダム湖堰堤は西側半分が新潟県で東側半分が福島県だが、自分たちはついぞ福島県側に足を踏み入れることはなかった。 ターミナル広場からシルバーラインに入る。離合が困難な狭隘なトンネル区間が続くが、プロは相手が大型バスであろうと何とか切抜けてしまう。運転手さん「お見事」です。 |
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奥只見ターミナル広場とダム湖堰堤 | 「秘境奥只見」 の標柱 |
湯沢石打で昼食をとった後、関越自動車道に乗り群馬県に入り水上ICで降りて、今回のツアーの最後の観光地である諏訪峡に立ち寄る。道の駅「水紀行館」でバスを下りて、約40分の自由時間を利用して諏訪峡を散策した。ここには谷川岳のビューポイントがあるが、この日の天気はぐずつき気味で谷川岳の山容を捉えることはできなかった。散策中にリバーラフティング中のボートが利根川の激流をついて下ってくる。添乗員さんの話では、一艘?7000円だそうだ。 羽田空港までは比較的空いていたらしく、搭乗時間の1時間半前に空港に着いた。帰りの飛行機の中で他のツアー客から声を掛けられたが一体誰だったか?今でも思い出せない。 |
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諏訪峡でのリバーラフティンク゛ |
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