初秋の秋吉台を散策する 戻る

2014年9月13日(土)

足にマメを作ってしまったので無理はしたくない。と言うことで花巡りに切り替えて、初秋の秋吉台を散策することにした。秋の主役の花たちが勢揃いするまでには、もう少し待たなければならないが、行けるときに行っておかないと…まあ、何らかの花が咲いているだろう。

中国自動車道を美祢東ICで降りて、秋吉台道路に入る。今までは美祢ICで降りてバックしていたので新しいICの開設(ずいぶん経ったが利用するのは初めて)は有難い。カルスト展望台近くの駐車場に停めて、みやげ物店を抜けて展望台に上がると目の前に壮大なカルスト台地が広がっている。そしてボランティアガイドの方が 『あちらが長者ヶ森…』 などと観光客に説明している。
カルスト展望台付近
カルスト展望台西側

若竹山 展望台から長者ヶ森へと秋吉台縦断コースを歩く。国定公園だけに遊歩道は整備されていて歩き易い。今の時期の草原の主役はアキノノゲシ、サイヨウシャジン、シラヤマギクなどだ。

花を観察しながらなので若竹山まで30分もかかってしまった。この調子では先が思いやられるね。
若竹山から龍護峰方面を望む
山らしくない若竹山 若竹山から龍護峰方面を望む

若竹山から妙見原分岐までの道に、ミシマサイコが多く見られた。小さな花序が集まっている花で、手持ちのコンデジではなかなかピントが合わず苦労する。剣山に立ち寄ってみようと思っていたが、分岐を見逃したので諦めて北上する。この辺りにはオミナエシが多い。

十字路交差点の手前に小さな頭花がたくさん付いているキクの花があった。頭花はゴマナに似ているが葉の表面がすべすべしているのでゴマナではなさそう。一体何の花なんだ?後で調べると、ヒメジョオンの名付けのもとになったと言われているヒメシオンだと判った。なるほど隣に咲いていたヒメジォオンと似たイメージだった。そうこうしているうちに十字路交差点に着いたのでベンチに腰掛けて、軽くランチをとる。
交差点
十字路交差点

カレンフェルト 目と鼻の先が長者ヶ森だが、先週の長距離ウォーキングでこしらえたマメが気になるので無理をせずに引き返すことにして、東側の遊歩道に入る。左手に電波塔の林立する山口市の西鳳翩山が見えている。こちらの道にはオトコエシが多いね。秋吉台の花は面的に広く咲いている花もあるが、その一方で狭いエリアで群落を作っているヒメシオンのような花もありますね。

約3時間弱かけてカルスト展望台に戻ってきた。秋吉台名物?のみかんソフトクリームを食べて乾いた喉を潤す。帰りは山口市に入り防府に抜けて新しく出来た戸田の道の駅に立ち寄って光市の実家に戻り主の居なくなった実家の片付けをする。
カレンフェルト

初秋の草原を彩る花たちの代表を掲載します
マルバハギ(マメ科) ミヤコグサ(マメ科) コマツナギ(マメ科) メドハギ(マメ科) アキカラマツ(キンポウゲ科)
アキノノゲシ(キク科) シラヤマギク(キク科) ヒメシオン(キク科) ヒメジョオン(キク科) カセンソウ(キク科)
コウゾリナ(キク科) オミナエシ(オミナエシ科) オトコエシ(オミナエシ科) ミシマサイコ(セリ科) サイヨウシャジン(キキョウ科)

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