西区やまなみハイキング(H26年第1回) 戻る

2014年5月31日(土) 西区やまなみハイキングにサポートスタッフの一員として参加した。今回も、健脚向きAコース(鈴が峰〜己斐峠)と一般向きBコース(鈴が峰〜田方)の二つのコースを設定しました。武田山グループからはHさん、Yさん、自分の3名が参加し、自分はAコースの2班を担当した。

【Aコースの工程と所要時間】 西部埋立第4公園(9時35分)〜鈴が峰公園(10:10)〜鈴が峰東峰(10:55)〜道行地蔵(11:30)〜八畳岩(12:00)〜鬼ヶ城山〜あんびん岩(昼食休憩30分)〜草沼道路(13:15)〜315m峰(13:50)〜柚木城山(14:35)〜(15:30)己斐峠 設定タイムより1時間遅れでゴール
麓から望む鈴が峰
集合場所の公園から望む鈴が峰

出発式 この日は5月とは思えないような暑い日差しが朝からガンガン照りつけて、参加者の皆さんは木陰を求めて藤棚の下にかたまっている。なお、この日の広島南部の最高気温は29度でした。

出発式と準備体操の後、班ごとにスタッフ紹介・参加者の確認などを兼ねて簡単なミーティングをおこなう。A2班には珍しく30才前後の山ガール姿のお嬢さんが数名混じっていた。
ミーティング
藤棚のところで出発式 A2班のミーティング

横断歩道橋を渡る 自分は先導を役目を仰せつかった。どこから登るのか知らされていなかったので、登山口までは前の班の後を付いていけば良いだろうと思っていたが、出発前に皆さんがトイレを済ませている間に間隔が開いてしまい出発したときには前の班の姿は見えなくなっていた。

横断歩道橋を渡り団地の中を抜けたところで前の班が見えた。と言うことは前の班は遠回りして鈴が峰小学校の卯の花を見に行っていたんだろう。鈴が峰公民館で休憩してから登山口の鈴が峰公園まで長〜い坂道を上っていく。
横断歩道橋を渡る

鈴が峰公園の登山口 鈴が峰公園でトイレ休憩を兼ねて小休止する。すでに皆さん汗だくだ!日差しは強いが梅雨の空気が入ってきていなくて湿度が低いのは助かります。登山口に西区役所が設置したハイキングコースの案内板があるのでゴールまでの見どころなどを説明してスタートする。

いきなりコンクリートの坂道だ!道ばたに卯の花が咲いていた。どちらかと言うと今の時期に山裾に途切れることなく咲いているありきたりの花だ。坂道が終わると横木の階段が延々と続き、たまらず階段の途中で休憩を取った。どこからかウグイスに混じってホトトギスの啼き声が聞こえてくる。唱歌『夏は来ぬ』の歌の中に飛び込んでしまいましたね。
鈴が峰公園の登山口

鈴が峰東峰 さらに『鈴が峰石碑』で集合写真撮影を兼ねて小休止した後、最初の目的地の鈴が峰東峰に向けて整備された登山道を登っていく。

やっと着いた山頂で写真係のYさんが皆を集めて写真を撮っているのが左の写真。今日は霞んでいて『こんなに見えない日は滅多にないぞ』と誰かが言っていたのが頭にこびりついている。
視界は良くないねえ!
鈴が峰東峰で記念撮影 視界は良くないねえ!

道行地蔵 道行地蔵でトイレ休憩を兼ねて休憩の後、鬼ヶ城山に向けて登り返す。中腹に重機で造成したような巻き道が出来ているが誰が何のために造ったものか?

鬼ヶ城山三角点手前の八畳岩で展望を楽しむ。大岩テラスの隅に花が咲いていた。後で調べてみると思ったとおりテイカズラだった。絡みつくものがないので普通の低木のように見えたんだ。
大展望の八畳岩
哀しい伝説の残る道行地蔵 大展望の八畳岩(後方は鈴が峰東峰)

八畳岩の先に鬼ヶ城山の三角点がある。展望もそこそこだが、八畳岩でゆっくりしたので山頂三角点はパスして下りにかかる。オーバーユースの塹壕道のところでは新しい道を下っていく。送電鉄塔の建つコブから左手を窺うとアンビン岩が見える。アンビンは広島地方の方言で大福餅のことらしい。そのことを説明すると、世羅町出身の方が 『そういゃあ、うちのへんじゃあ、あんびんちゅうてゆうちょったよ』 と言われていた。間違いないようですね。

ここでお昼にする。あんびん岩のあたりは広いスペースがあるんだが、皆さん日差しを避けて樹林の中に適当に腰を下ろしている。あんびん岩の近くにヤマボウシが咲いていた。春の終わりに咲く花だが花の期間が結構あるような気がする。
あんびん岩(1班の写真)

竹林 あんびん岩からは左手に山田団地を見ながら舗装された道を北進し、直角に右折れした先で今から歩く稜線が見えるポイントがある。遠くに大茶臼山、今日はあそこまでは歩かないから安心してね。

美竹林の中を下っていくと車道に下りる。信号機付きの県道を横断したところに自動販売機がある。ありがたや、今日は水が不足気味なのでスポーツドリンクを購入。
自動販売機
美竹林の中を下る 自動販売機(1班の写真)

休憩 『ここからの登りが今日一番の頑張りどころですよ』と説明して、麓から手摺付きの急角度の階段を登っていく。思ったとおり、皆さん辛そう(自分もだが)なので、日が当たらないところまで登ったところで休憩を入れた。

頑張って315m峰まで登ると、まだ先行の1班が休憩中だったので合同写真を撮って、次の柚木城山に向けて順次出発する。
315m峰山頂
しんどい、休憩をとる 315m峰山頂

柚木城山 柚木城山へのダラダラ登りの途中に松根油を採取した枯れ松があったので少し解説をした。参加者の皆さんも休憩ができるので有難かったのでは?

ようやく着いた柚木城山で長めの休憩を取り、その間にアンケートに記入いただき回収をする。西側には徐々に姿を現しつつある石内地区の造成地が…右の写真の背後に横たわっているのは向山です。
造成地
最後のピーク柚木城山 石内地区大規模造成地

己斐峠 途中のチェックポイントでバスの運行時刻を確認する。何とか己斐峠発15時35分のバスに乗れそうなので心持ちスピードを上げて稜線を下っていく。己斐峠に着いたのは発車時刻の5分前で、程なくバスがやってきた。スタッフを含めAコースを歩いた総員約45名が乗りこんだので狭い車内は身動きできないほどだった。他の乗客の皆さんには迷惑を掛けました。

今回のハイキングに際しては、自然観察資料(A4版で2枚)が配付された。それに掲載されている植物を見つける都度に皆さんに説明したが、歩きながらの説明だったので全員に伝わったかどうか?今後の反省事項としておこう。祇園に戻りJR下祇園駅前の『笑楽』で反省会をおこない、締めくくった。
ゴールの己斐峠は目前(1班の写真)

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