リビング新聞取材ハイキング〜新聞の発行 戻る

【プロローグ】 リビング新聞社から、里山環境保全みどり会監事のHさんに広島南アルプスの特集を組みたいので取材をさせて欲しいとの連絡があり、Hさんからの呼びかけで武田山グループの面々(SMさん、Yさん、SKさん、Eさん、祇園西公民館のIさん)たちが集まった。先方からはU編集長と久保記者の2名が来られた。

なお、打ち合わせ日時は2013年4月6日(土)の午後3時からで、場所は山本の「マイカフェ」でした。自分は、とりあえず行ってみようか…くらいで軽い気持ちで参加したのだが、リビング社は気合いが入っていて、大変なことに巻き込まれてしまったのだ。
「マイカフェ」の店内写真…食べログより

質問の内容はだいたい次のようなものだった。
(1) 広島アルプス縦走コースのなかで、景観のよいコースや頂上
(2) 初心者向きの歩きやすいコースは?弊紙の読者モデルさん(50代〜60代)が登ろう
(3) 5月くらいに登るのに最適のコース・ポイント(植物や景色など)
(4) 初心者向けの山登りの装備(まず最低どんなものからそろえればよいかなど)

そして、自分と奥さんが案内人となって広島南アルプスをPRするということに落ち着いた。打ち合わせ後に場所を変えて武田山グループの新年度宴会を開催しPR候補として武田山を選定したんだが、リビング社から「武田山はいろんなメディアで取り上げられているので他の山に」との要望があり、最終的に丸山〜権現峠の間の見どころを案内することにした。

車道を下る 【そして取材ハイキングの当日】 今までの経過を奥さんに話すと二つ返事で快諾!早い方がいいだろうということで、取材の日は4月14日(日)に決めた。但しこの日は自分が早朝に運動会の用事があるので集合時間を遅くしてもらった。集合場所は春日野団地のママチェーン、時間は午前10時30分。

武田山グループからは我が夫婦、Hさん、チビちゃんを連れたSKさんが参加、リビング新聞社からは久保記者と副編集長のMさんが来られた。簡単に自己紹介を済ませ、山本林道へと続くスロープを下っていく。今日は午後から下り坂の予報が出ているが穏やかな気候で歩くには申し分ない天気だ。

取材で歩いたコースと見どころを紹介しています ===> こちらからお入り下さい
春日野団地から車道を下っていく

やん谷道入口 今日のルートは、春日野団地〜山本林道〜やん谷道〜湯つぼ〜上観音〜岩観音〜丸山往復〜大塚峠〜観音山〜石山〜権現峠〜春日野団地権現峠登山口のポピュラーなコースで、先ずは山本林道を西に向けて歩いていく。

西山本の御鉢山墓苑の手前にやん谷自然道入口があり、ここでパチリ。久保記者は忙しそうです。やん谷道に入り整備された道を登っていく。チビちゃん頑張って歩いています。
SKさん
やん谷自然道入口 SKさんとチビちゃん

ロープ場 やん谷は上観音の参詣道です。昔この谷に湯が涌きそれを浴びて上観音で祈願すると病気が治ると言い伝えられ、江戸時代〜明治中期には多くの参詣者で賑わっていたとの記録が残っている。

谷道には往時を偲ばせる、茶店跡や牛馬用湯つぼ、参詣者用湯つぼ跡がある。
湯つぼ跡
滑り易いロープ場 湯つぼ跡

上観音 湯つぼから尾根に取り付くと、右手から七曲がりコースが合わさり上観音に着く。ここで眼下に広がる広島のデルタを眺めながらお昼にしました。

記事ネタはないかと探している久保記者は何かと忙しそうで、SKさんの山道具に興味を示す。鐘楼の周囲にはそれを囲むようにミツバツツジが咲いている。いい季節だね〜え。
ランチタイム
上観音に参拝 上観音でランチタイム

上観音から直に岩観音がある。大きな岩が微妙なバランスで支え合っていて、落ちそうで落ちない岩!岩の下に佇む岩観音は、受験生に人気のスポットです。

岩観音から稜線までは比高は僅かだが険しい道に変わり岩の間を縫うように上っていく。久保記者は後に着いたり前に出たりで走りまわっています。やはり若さか!羨ましいですね。
行ったり来たり
岩観音の落ちない岩 久保記者は行ったり来たり

甑岩 広島南アルプスの縦走路に出て左に5分でJRの反射板が建つ丸山に着いた。そこから細い踏み跡を辿って比高で20mほど下ると絶景の甑岩の上に立つ。危険なので道標は設置していません。

甑(こしき)とは古代中国を発祥とする米などを蒸すための土器。円筒形ないし鉢形の土器に複数個の蒸気孔が開けられ、すのこを嵌めて米を乗せ、水を湛えた別容器(鬲)と共に蒸気で蒸しあげる。(ウィキより)
甑岩
稜線から谷を隔てて甑岩 絶景ポイント!甑岩

観音山 丸山から引き返して稜線を北に向かう。大塚峠から緩やかに登り返すと送電鉄塔の建つ観音山。ここでおやつ休憩をしました。

観音山から間もなく石山に着く。名のとおり露岩が立ち並んでいて、岩の上からは広島市のデルタを取り巻く周辺の山並みを堪能することができる。高所恐怖症の久保記者には申し訳ないが、鳥になったような気分です。
石山
観音山でおやつ休憩 石山では何十枚も撮ったぞ

権現峠 石山から露岩の間をすり抜けて下っていくと日本庭園風の雰囲気の平坦な稜線が続く。少し下ると変形十字路の権現峠で、左は沼田、右は春日野団地。

権現峠には権現神社が佇みハイカーを暖かく迎えてくれる。そのひとつが記帳ノートで、ここを訪れた多くの人が記念?にと記帳していく。ノートは毎年交換されているようです。
権現神社
権現峠と権現神社 権現神社の記帳ノート

春日野登山口 権現峠から春日野登山口まで下り、取材ハイキングを終えた。久保記者は写真を撮りすぎてしまってメモリーが一杯になり、最後の方は不要な画像を削除しながら撮り続けたとのことでした。

集合場所のママチェーンまで下り解散する。久保さん、いい記事を書いて下さいね。楽しみにしています。自宅に戻った途端に雨が降り出した。天気が何とかもってくれてラッキーな一日だった。
ママチェーン
春日野登山口に下りる ママチェーン駐車場で別れる

その後、久保記者と何回か原稿の確認をして5月中旬にお待ちかねの新聞が発行された。新聞の発行数は約20万部で広島市内と周辺エリアに戸別配付される。早速知人から「見たよメール」が続々と届いたが、山登りをしている人からが多かったな。リビング新聞のバックナンバーは2年くらいまでしか遡って見られないが今ならOK!

誌面では広島アルプスをたっぷりと紹介してもらった。武田山や火山の陰に隠れて目立たなかった他の山や、山以外の見どころを載せてもらったので、内容には大いに満足している。

リビング新聞5月18日号

打ち上げ 発行から2週間後の6月2日に西原の 「こころ庵」 で打ち上げをした。言いだしっぺの奥さんが全て段取りをしてくれた。集まったのは武田山グループのHさん、SMさん、Yさん、安佐南区役所のSさん、リビング新聞社の久保記者と副編集長のMさん、そして自分と奥さんの8名でした。

若くて美しい女性を前に飲むビールはことのほか美味しい。皆さんは途中から日本酒に切り替えて、ぐいぐい飲んでいる。以前はリビング新聞の 「さんこうハイキング」 の記事を欠かさず見ていたが、連載が終わってからは新聞とは疎遠になった。これを機会にリビング新聞を読むのを再開し、久保記者の記事を探して楽しむことにしよう。久保さん、これからも頑張って良い記事を書いて下さいね。
ご苦労さまでした。乾杯〜い!

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