大茶臼山〜武田山縦走ハイキング 戻る

2013年2月23日(土) 広島市西区・安佐南区連携ハイキングが開催され、サポートスタッフの一員として参加した。このハイキングは広島市西区と安佐南区の合同で実施されたもので、主催が西区役所、共催が安佐南区役所、お手伝い要員として、三滝少年自然の家・祇園公民館・祇園西公民館の職員、西区やまなみの会の皆さん、武田山グループ・広島経済大学の面々と、参加者も多いがスタッフもそれに近いくらい揃った。

【工程】 己斐峠(9時30分)〜大茶臼山〜畑峠〜丸山〜大塚峠〜観音山〜権現峠(昼食)〜火山〜水越峠〜武田山〜散策コース〜(15時50分)武田山憩の森
国泰寺と大茶臼山
国泰寺から望む大茶臼山(13/01/12撮影)

ミーティング 集合場所の国泰寺に向かうとスタッフの皆さんがボチボチ集まってきていた。実施手順は予めメールで受け取っていたので簡単な打ち合わせをして参加者が揃うのを待つ。参加者は30名で平均年齢は65歳くらいだ。集合時間の9時に全員揃ったので出発式をおこなう。主催者のTさんは雨男だとのことで、当日未明に雨が降ったのをとても気にされていた。天気は薄曇りだが雨を降らすような雲は見当たらないので大丈夫だろう。

今回の武田山グループからの参加者は、みどり会監事のHさん、メタボから抜けだし中のSさん、Y家具の若旦那、市職員のEさん、自分の5名でした。
国泰寺駐車場でミーティング

出発 参加者30人を10人づつの3つの班に分け、班ごとに出発する。自分は2班を担当し、その中での役割は遅れた人が出たときの対応係でした。結果として仕事はありませんでした。

国泰寺バス停のところで車道を渡り、案内標識のところから登山道に入る。中腹で衣類調節をして、ひと頑張りすれば大茶臼山の電波塔直下の展望岩に着いたので眺望を楽しむ。
展望岩
まずは車道を渡りスロープを登る 展望岩の上で眺望を楽しむ

大茶臼山 電波塔の建物の周囲を時計回りに進み管理道に出て、高いところを目指して登っていくと大茶臼山三角点がある。ちょうど係の人?が測量をしていた。

大茶臼山山頂から北尾根を下っていく。正面には丸山の反射板が見えている。どんどん下っていくと畑峠に着いた。車道を少し歩き丸山への縦走路に入る。
畑峠
大茶臼山三角点 畑峠の大茶臼山側登山口

畑峠から緩やかに登っていくと送電鉄塔があり、そこで小休止する。特に西側が開けていて送電線の延びる方向に端正な山容の大峯山が見える。薄っすらと雪を抱いた三角形の山は、ガイドブックに載っているそれとは全く違う姿を見せてくれていて、「あれが大峯山ですよ」と説明すると、皆さんびっくりされる。

このあたりが西区と安佐南区の区界で、これから先は安佐南区のエリアを歩きます。鉄塔から丸山の間は一部ササが茂っているところがあるが、整備された快適な道ばかりではないことを皆さんに知ってもらう良い機会だ。丸山手前に「甑岩」がある。甑とは何ぞや?という質問に対しては事前に予習をしていたので、何とか答えることができたが、実物を見たことがないと思うので想像の域を出ないのが残念だ。
送電鉄塔
送電鉄塔のところで小休止

丸山 丸山山頂には三角点があり、JRの反射板も立っているが、さして展望がないので単なる通過点のように扱われているのが現状だ。

春本番を迎えると、丸山から水越峠までの山の斜面がタムシバの白い花に染まるが、その時期までにはもう少し待たなければならない。せめてマンサクでも咲いてくれていればと願ったのだが、未だのようだ。上観音方面への横断道を右に見送ると大塚峠に降り立った。
大塚峠
丸山山頂の反射板 大塚峠(右に下れば三谷川石組堰堤)

石山 大塚峠から緩やかに登っていくと送電鉄塔の建つ観音山に着き、ここで小休止する。火山や武田山が随分近くなってきました。

観音山から程なく露岩だらけの石山に着く。どこがピークか判らないような山だ。大岩の上に乗ると北側半分の展望があり、大げさだが鳥になった気分を味わえる。石山からは岩の間をすり抜けるように下っていきます。
下る
石山は最高の展望台 大岩の間をすり抜けて下る

昼食 権現峠に着き予定どおりここで昼食をとる。権現神社の周辺が広範囲に刈り込まれているので大人数でもスペースに余裕がある。伴中央町内会の皆さん、草刈りありがとうございました。

権現社には来訪者用に記帳ノートが置いてあり、早速、西区やまなみの会のY会長が何かしら書き綴っている。今日の登山会が成功裏に終わることを権現社にお願いしているのでしょうか?
ノート
権現峠で昼食タイム 権現神社の記帳ノート

振り返る お昼を済ませ午後の部を開始する。小堀山〜三田峠と進んでいく。三田峠から火山に向けて長い登りが始まるが、途中に展望の良い岩場があるのでさほど苦にはならない。

最初の展望岩から振り返ると今まで歩いてきた道が見える。丸山はずいぶん遠くなってしまった。二番目の展望岩は「八畳岩」と名付けられていて、広い大岩テラスの上に立つと眼下に分譲中の春日野団地が箱庭のように見えます。
八畳岩
振り返ると歩いてきた稜線 展望の良い八畳岩

火山山頂 参加者から火山の由来を質問され、神武天皇が…狼煙を…高千穂…などと説明していたら、いつの間にか卑弥呼がどうのこうのという話しになり、一部の歴史好き?の人たちの話しについていけなくなった。程なく火山に着いた。山頂からは雪を抱いた深入山のドームがきれいに見え、恐羅漢山の滑降コースもくっきりだ。朝のうちはどんよりしていた天候が回復傾向にあり、視界も随分とクリアになってきた。

暫くすると、武田山グループYさんの「神武天皇烽火伝説」にまつわる話?が始まった。山行記を書いている今では実施日から1週間近く経過しているのではっきりとは覚えていないが、写真からはそのように判断できる。
火山山頂と神武天皇烽火伝説碑

水越峠 火山から黒谷山を越えて下っていくと水越峠に着き小休止する。ここが最後のエスケープポイントだ。自分の班には78歳の高齢のご婦人が参加されていたが大丈夫の模様。全員揃って武田山を目指す。

水越峠からは急な登りが延々と続くが、最後の登りだから頑張りましょうと皆さんを励ます。急登を20分くらい喘ぐと傾斜が緩やかになり、弓場跡に着いので弓矢の稽古をする。
弓矢の稽古
水越峠(右に下ると青原広場) 弓場跡で弓矢の稽古中!

武田山 弓場跡から程なく武田山に着く。山頂には武田山の案内板があるので、説明しなくても案内板を見て貰ったらと、ずぼらな性格の自分はそう思った。それでも眼下に広がる我が街「祇園町」をPRした。

班ごとに集合写真を撮り、暫しパノラマを楽しんだ後は、里山環境保全みどり会監事のHさん、元祇園公民館職員のIさんから、武田氏にまつわる話を聞きました。
武田山
武田山からパノラマを楽しむ 武田氏にまつわる話を聞く

馬返し 予定どおり午後3時に下山を開始する。馬返しから散策コースを下り、脱落者も事故もなく全員揃って元気な姿で憩の森に下山しました。憩の森で解散式を行い、本日の縦走ハイキングを無事終えることができました。主催者側からすれば、本当にヤレヤレ一安心だと思います。

JR下祇園駅まで参加者の皆さんを送った後、駅近くの「ひょうたん屋」で打ち上げをおこない消費量をはるかに上回るカロリーを摂取してしまった。
憩の森
馬返しまで下ってきた 武田山憩の森で解散式

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