チョウジソウ咲く地倉沼 戻る

2012年6月3日(日) 朝起きると雨が降っていた。天気は午後から回復するとの予報ではあったが念のため雨具の用意をする。中国自動車道を六日市ICで降りた頃には雨は止んできた。天気予報どおりだ。国道187号線を日原まで走り、折り返して国道9号線に入ると前方に津和野のランドマークである青野山が見えてきた。天気は回復途上にあるが青野山の頭頂部は厚い雲がかかっている。

事前に調べておいた駐車予定の直地児童館はよく判らなかったので、その少し手前(直地児童館の日原寄り)の自動販売機が設置されている路側帯に停めた。ここだったら何台も停められるぞ。
チョウジソウ

JRの踏切 本来ならばJR青野山に通じる信号機付き交差点を山の方に入っていくべきなんだが、ショートカットを目論んで田んぼの中の道に入った。付近の田圃は田植えが終わり青々とした水田が広がっている。きちんと植え継ぎがされている田んぼと、田植え機で植えたままで欠株がたくさんある田んぼが隣り合わせになっているのが対照的だ。結局は大回りをこいてしまったが軌道修正して正規の道に出る。

最初の分岐でJR青野山駅の方には行かず左折すると左手に中国自然歩道の大きな案内板があったのでルートを確認する。付近には「津和野茶」の茶畑が広がっていた。JRの踏切の手前で標識に従って左に折れて地倉権現の赤い鳥居を潜り畦道を進んでいく。
JRの踏切の手前で左折する

JRの線路の下を潜り山側に出ると登りが始まる。雨上がりの湿気をたっぷりと含んだ空気は如何ともしがたく噴き出した汗がタラタラと流れ出す。踏切のところの朱の鳥居から20分でベンチ付きの休憩所があった。そこから5分で林道に飛び出す。その後は林道を歩いたり、横切ったりしながら大きく蛇行する林道と付かず離れず並行して高度を上げていき、最後に林道に出ると地倉沼まで平坦な道が続く。

【登りの行程】 駐車地(9:35)〜JR踏切手前(9:50)〜最初の休憩所(10:10)〜林道に出る(10:15)〜遊歩道へ入る(10:20)〜2番目の休憩所(10:22)〜林道横断(10:27)〜3番目の休憩所(10:29)〜林道に出る(10:31)〜鳥居とベンチ(10:39)〜奥山方面分岐(10:41)〜(10:43)地倉沼
最初の休憩所
最初の休憩所

鳥居 地倉権現の赤い鳥居の先は車両進入禁止になっている。地倉沼が見えてくると道が左右に分かれる。左は植林用の道で右の道は地倉権現へと続く。

地倉沼は股のところを湖畔へと下りていけば良かったんだが、それに気付かなかったのと、広い道が沼の周囲に付いているものと思い込んでしまい、右の広い道を採ると直に案内板とベンチがあった。
分岐
地倉権現の鳥居 地倉沼手前の分岐

地倉沼 適当なところで沼の畔に付いている散策道に下りてみると、チョウジソウの群生地があった…と思ったのは最初のうちだけで、畔には切れることなくチョウジソウが咲いていた。

沼の畔を反時計周りで一周してみた。見かけた花は少なくエゴノキ、コガクウツギ、ヤマイバラ、サイハイランくらいだ。この沼は季節を変えて訪れるとどんな顔を見せてくれるのだろうか?気になるところだ。
チョウジソウの群生
地倉沼(水は殆ど無い) チョウジソウの群生

地倉沼の位置 帰りは車道を下ることにした。途中でエンゴサクの鞘を飛ばして遊んだり、熟したクサイチゴの果実を食べたり、花を観察したりと、ロスだらけだ。鳥居を潜ると木野谷川の畔に出て川沿いに下っていきJRの踏切を渡ると程なくスタート地点に戻ってきた。林道は路盤がしっかりしているので普通車で上がれないことはないが…鳥居の手前あたりから歩いた方が賢明だろう。

下山後、亡き義父が津和野に来たときには必ずといっていいほど訪れていた 「つるべ」 という名の店でおいしいうどんを頂く。山越えで柿木村に出て六日市ICから高速に乗って帰広する。
JRの踏切付近の景色と地倉沼の位置

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