クロボヤ峡 (広島県東広島市福富町) 戻る

毎年5月下旬から6月上旬にかけて、500本あまりのホンシャクナゲの明るいピンクがクロボヤ峡を彩ります。この花は広島県の天然記念物に指定されていますが、相次ぐ盗掘などのため、いまでは自然保護のためクロボヤ池のところに柵がされ開花時期しか入山できないようになってしまいました。

クロボヤ池のところにある事務所、兼、検札所で入山料300円を払って入山します。幅の広い遊歩道が続きます。遊歩道の左右にはトラロープが張られているので、遠くに咲くシャクナゲを望遠レンズでとらえるしかありません。それでも不届き者によって踏まれた道が出来ているのが残念でたまりません。
咲き乱れるホンシャクナゲ

クロボヤ峡マップ クロボヤ峡の入口には牧場があり、そのすぐ先にクロボヤ峡の大きな案内板があります。左の写真の現在地のところです。ここから1km走ると下の駐車場、さらに600mでやっとクロボヤ池の畔の上の駐車場に着きます。

クロボヤ池からシャクナゲを見ながら進むこと400mで、休憩所とトイレのある広場に着きます。さらに700m進んでいくと殿様池。ここまで足を運んできた人のために大群落のシャクナゲが迎えてくれます。林間コースに従って畔を一周すればより満足度が増すでしょう。
クロボヤ池の畔に建つ検札所

2005年5月29日(日)

今年は先週末がちょうど見頃で、散り始めでした。でも未だ蕾も見られたので開門期間いっぱいの来週まで花が楽しめそうです。遊歩道わきにはエゴノキ、花後のガマズミ、カマツカ、コガクウツギ、もう少しのサワフタギ、ナツハゼ、ツクバネウツギなどの初夏の花が咲きアクセントを添えてくれていました。福富町の木に指定されているナツツバキもたくさんありましたが、花の咲く時期は閉門されているのが残念。

クロボヤ峡で森林浴の後は、入口にある上ノ原牧場直営店の手づくりアイスクリームをいただきます。このアイスクリームだけを目当てに遠くから訪れる人もいるとか・・・。

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